[2人だけの秘密]
私は森田響子。
中学2年生だ。
突然だが私の親は私に完璧を求めてくる。
勉強もスポーツも全部完璧じゃなきゃいけない。
テストで99点をとってもダメ。
100点じゃないと怒られる。
だから私はいつもの場所に行く。
この島は小さくて周りが海で囲まれている。
その端に小さな洞窟があって、その奥からは綺麗な海と空が見える。
とっても綺麗で私のお気に入りの場所だ。
私は辛くなったりした時必ずそこに行く。
その日も親に色々言われてイライラしていた。
だから私はまたお気に入りの場所に行った。
そしたら男の子がいた。
私と同じくらいの男の子。
「ねぇ君」
「っ?!」
「ごめん、驚かせちゃった?」
「い、いえ」
「そっか、こんなところで何してるの?」
「えっとちょっと色々嫌になって、ここに来ると心がスッキリするんです。」
「わかる!私もイライラした時とか辛い時に来ると心が休まるんだよね!」
私達はすぐに仲良くなった。
その子の名前は水瀬将斗。
歳は私と同じ。
将斗は兄がいて兄はなんでも出来る優等生。
それに引きかけ弟の将斗は勉強もスポーツも出来ない失敗作と呼ばれていたらしい。
だから私は
「将斗の親に見返そう!」
そう言って将斗と特訓を始めた。
勉強もスポーツも私は親にやらされていたから教えることは出来た。
この時だけ親に感謝をしていた。
そして数ヶ月がたった日。
将斗はやっと親を見返すことができたらしい。
将斗は
「響子がいなかったら俺は親をこんなふうに見返すことは出来なかった。響子のおかげだよ。ありがとう。」
そう言ってきた。
そして数年がたった日
私達はまたあの場所であっている。
私達が会ったのは運命だったのかもしれない。
ここは私と将斗以外誰も知らない場所。
この場所は私と将斗の
2人だけの秘密だよ。
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なんか無理矢理終わらせた感が凄い笑
5/3/2024, 11:05:32 AM