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5/2/2024, 12:02:31 PM

[優しくしないで]


私は白津雪。
本を読むのが大好きだ。
だから毎日放課になると授業が始まるギリギリまで本を読む。
だから友達には"読書ちゃん"なんて、あだ名を付けられている。ちょっとダサいと思うけど言わない。
でも私の隣の席の子は陽キャでいつも私の席の近くで騒いでいる。
正直迷惑だ。
でも私は勇気がないから
「静かにして欲しい」
なんて一言も言えないのだ。
その日もいつも通り自分の席で本を読んでいると、
友達が話しかけて来た。
「やっほー読書ちゃん!今日も本読んでるんだね!今日はなんの本?」
と聞いてきた。
この子は黒崎瑠奈、私の唯一の親友だ。
「今日は太宰治の本だよ。」
「太宰治って誰だっけ?」
「歴史の授業で習ったでしょ?」
「そうだっけ?覚えてなーい!」
「どうせまた寝てたんでしょ」
「うぐっ、正解です…」
なんて他愛もない話をしていた。
そしたら隣の席の陽キャが
「おい、うるせぇぞ、静かにしろよ」
なんて言ってきた。
陽キャの名前は霧矢慎二。
いつも陽キャの中心にいる。
授業中はいつも友達と話していてまともに授業も受けない。
私はそんな霧矢君が苦手だ。


でもそんな私が霧矢君に恋をした。


その理由は…
――とある日私は学校の図書館に本を借りに行っていた。
私は床から剥がれた板に躓いて転んだ。
「きゃっ!」
私はその時反射的に本棚に手を置いてしまった。
その時上に置いてあった本が落ちてきた。
私は怖くて目を瞑った。
その時…
ガンッ!ガラガラ
(あれ…痛くない…)
私は目を開けた。
そしたら、
「いってぇ…」
(えっ、霧矢君…?)
「おい、大丈夫かよ」
「えっ、あ、うん。ありがとう…」
「おう、てかこれ危ないから早く直して貰わないとな。」
「あ、うん。そうだね」
「おう、怪我がなくて良かった」
――――

そんな事があってからか私はその日から霧矢君が気になって仕方ない。
「〜〜って、ねぇ!」
「えっ」
「どうしたの読書ちゃん!さっきからぼーっとして」
「ん?ううん、なんでもないよ」
「そー?」
「うん。」
「ならいいけど、」
「てかもう少しで授業始まるよ」
「うそ?!なんも用意してない!」
「早くしてきなよ」
「うん!」
バタバタ
ほんと、慌ただしいんだから。
「おい」
「えっなに?霧矢君」
「いや…なんでもねぇ」
「そう…?」
「おう」
なんだったんだろう。

――――

「白津」
「なぁ白津」
「おい、白津」

何故か霧矢君によく呼ばれるようになった。
「おい、おすすめの本どれだ」
「ん〜、この本とか面白いよ、1回読んで見たら?」
「おう」
私はこうやって霧矢君と話してるのが辛い。
だって私は霧矢君が好きだから。
「やっぱ白津は本に詳しいな笑」
ニコッ
ああ、その笑顔…
私に見せないで欲しい…
勘違いしてしまうから。
お願い…
優しくしないで…
✄-------------------‐✄

これでいいのか不安笑
気に入ってくれたら嬉しいです。

5/1/2024, 10:08:44 AM

[カラフル]

この世界は沢山の色で溢れている。
例えば、
赤だったら怒り
青だったら悲しみ
黄色だったら喜び
そんな感情の色で溢れている。
じゃあ私を色で表すなら…

「灰色」だね――

4/30/2024, 12:11:42 PM

[楽園]

私にとって1人の時間は楽園だ。
誰かといると、気を使ってばっかりだから
いつも疲れる。
学校は特に疲れる。
友達の話に合わせて、親の言うことに従って
先生の期待に応えて、毎日笑顔の仮面を被って、
もう毎日が地獄だ。
でも唯一の救いは1人でいる時間だ。
私は塾に通ってるから滅多に1人の時間はないけど
それでも親が共働きだから週に3回位はある。
1人でいる時は
気を使わなくていい
言うことを聞かなくてもいい
期待に応える必要もない
まさに楽園だ。
それでもすぐに時間がなくなる。
ああ…
一生1人の時間が続けばいいのに…
そう、毎日思う。

4/29/2024, 10:25:08 AM

私は沢山の恐怖症がある

男性恐怖症
対人恐怖症
背後恐怖症
集合体恐怖症
高所恐怖症
海洋恐怖症
視線恐怖症
爆音恐怖症
暗所恐怖症

私は学校で1度だけ信用できる友達に話したことがある
私はちゃんと受け止めてくれるはず、そう思っていた
でもその後きた返事は予想外の言葉、
「えっ、そんなに沢山恐怖症あるんだね。気持ち悪いし可哀想だね笑」
私は最初なんて言ってるか理解出来ませんでした。
いや、理解したくなかった。
私は小学生の時、いじめを受けていてその子以外に仲いい子がいなかったからすごく悲しかったです。それからクラス対私のいじめになって私は人間不信になり学校に行くのが怖くなり、
「学校に行きたくない」
そう親に言っても
「ただでさえ成績が悪いのに学校行かないなんてありえない」
そう、言われてしまいました。
だから学校には頑張って行きました。
いじめも頑張って耐えました。
それもあったせいで人と話す度息が苦しくなるようになりました。それから中学に入ってから人と話すのが怖くてずっと1人でいました。
元々人見知りでもあったから人と話すのは苦手だったし1人でいるのは心地良かったです。
でも学校の授業中は私にとっては地獄でした。
「では今から隣の子とペアになりましょう」
「今から4人組をつくってください」
といったことがよくあった。
私の隣の席の子は私に優しくしてくれました。
私は優しさに弱い、だから簡単に
「この人なら大丈夫かも」
そう思ってしまう。
でも私はまたあんなことを言われるかも
そう思うと怖くて声が出せませんでした。
私は最初の自己紹介カードに人見知りと書いたのを見たのか。その子は
「人見知りなんだよね!無理に仲良くしようとしなくてもいいよ!これから仲良くしてこうね!」
そう言ってくれました。
でもやっぱり怖かった。
もうどうすればいいか分からない。

4/29/2024, 2:09:34 AM

本当の私

私は時々どっちが本当の私か分からなくなる
学校では明るくポジティブでいるけど
1人になるとネガティブになる
最近好きな事も楽しかった事も全部つまらなくなった
なんでだろう
もう分からないな

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