木漏れ日

優しいです。

香りも。音も。

そして美しいです。その存在が。

たくさんの葉が生い茂る中を。

自然と、いとも簡単に、

通り抜けてしまう。

いつも微笑む優しいあなたは

陽の光のように何をしても

優しさがポタポタと零れてしまっている。

ラブソング

君にかけて貰った言葉も

私が君にかけた言葉も

全てが愛が紡いだ言葉であって

全てを繋げれば

なんでもラブソングになる。

手紙を開くと

手を繋いで

ハグをして

恋人の服を着て

少し照れる君。

本当に全てが可愛くて仕方がなかった。

新しく恋人ができた。と。

はは笑 おめでとうと言うしかないじゃないか。

私に文字など綴るな。

挙句の果てに開ければ…

紙切れに香水なんか振ってまだ可愛いと言わせる気か。

いい加減にしてくれよ…

すれ違う瞳

君はまた寝ている。

今日は自分から誘おうと…

まぁ、今日だけでは無いのですが。

君が誘ってきてくれた日に私は

眠くても付き添うのに。

なぜ君は私が今見つめているのに
目を覚まして抱いてくれないんだろうか。

｢タイミングだよね。そういう日もあるよ。｣

次が来るとは限らないのに。

自分からタイミング作らないで
いつ抱いてくれるんだよ。

すれ違わぬようたくさんの想い出を
自分から作り上げていきましょう。

青い青い

スマホの向こうの君は

何を考えて何をしながら今話しているのだろう。

自分が好きと伝えて

答えられない。

けど人としては好き。

と、何とも言えない言葉を貰った。

あー嫌だ嫌だ。

電話を切ったあとも

恋愛運15秒の動画をブルーライトを浴びながら見る。

あー青い青い。

あー痛い痛い。心が痛い。