sweet memories

そんなものいらない。

しつこくて、可愛すぎる。

ピンクや黄色。紫。

眩しいほど可愛い。

そんなものいらない。

あなたも要らない。

甘い香りに

可愛らしい目のあなた。

そんな甘ったらしい濃い想いなど

一つだけでいい。

風と

手を繋いで歩きました。

人が行き交う中を君は私を引っ張って

先を歩いてくれました。

流れてくる人々と

風と共に流れてくる君の香りに

落ち着くことが出来なかったあの日の夏祭り。

忘れられない。

ずるいよ君は。

いつでも先に行ってしまう。

軌跡

誰にでも忘れられないことはあって。

でも誰にも話したくないような話もあって。

少し嘘をつきながら話を進めると

少し違う過去になってしまって。

上手く伝えられない。

そして自分でも真実が分からなくなる。

人生は忘れてまた同じミスや後悔を繰り返す。

目に見える軌跡があって誰かに素直に話せたら

真実だけの自分ができるのに。

好きになれない、嫌いになれない

原因はあなたです。

いつの間にか自分の方が
好きになってしまうんじゃないかと錯覚を起こすほどに

優しくて。

優しい人は弱さを見せてくれないから

強いのか弱いのか分からない。から、

傷をつけにくい。

恋は盲目。だが

君のこと私は青眼で見えてしまう。

嫌いになれないよ。こんないい人。

一緒に過ごしにくいよ。こんな素直な人。

だって自分の性格がハッキリと感じ取れてしまうから。

夜が明けた。

一人の時間で

夜の静けさと共に

深まる夜独特の香り。

軽やかに光る月を見ながら

重くなる私の心と向き合う。

好きな人への別れの言葉を考えて。

1人になることを決めました。

心に空きができました。