水無月はじめ

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1/25/2026, 10:12:14 AM

『安心と不安』

月だけが照らす部屋の中で
古めかしいヘッドフォンを付けて
今日はジャズを聴いている

静かな静かな1人の場所
たまに聞こえるは自分の鼻歌

僕の時間
僕のためだけに進む時間

遠くで虫が鳴いている
それに気づいてジャズを消した

虫の音だけが聞こえる夜に
何故か涙が溢れていた

1/24/2026, 10:15:34 AM

『逆光』

ぼやけた視界で見えた光が
ただ眩しく映る

手を伸ばせど届かない

それは確かに見えた光

それがレンズの悪戯だとしても

私には確かに届いていた

1/23/2026, 10:16:53 AM

『こんな夢をみた』

夢か現実かわからないと言うが

私の夢にも当てはまって

キッチンの食品棚にポテチがあったから
後で食べようと思って見に行ったら
ポテチなんてなくて

そんな夢ばかりでいいと言うのに

なんで君はそんなに鮮明に出てくるのか

出てこないでいい
出てこないでいい

気落ちの具合がポテチどころじゃない

起きて確認できて安堵するような
そんな安い夢でいいのだ。

1/22/2026, 10:36:19 AM

『タイムマシーン』

アポロを口ずさみながら
ぼーっと青いロボットの出てくるアニメを観ていた

ただ子供の頃には純粋に観ていた
出てくる道具に心が弾んでいた

未来に行けたら?何をしよう?
過去に行けたら?誰と会おう?

ただそれが眩しくて
想像するのが楽しかった

いつからだったろう

冷めた心が生まれたのは

「あんなのは出来ない」
「こんな事は起きない」

そうやっているうちに
子供の心など消えていった

今はアポロを口ずさむのが精一杯で
おそらく宇宙にすら行けないのだろう。

1/21/2026, 10:31:47 AM

『特別な夜』

毎日が特別
なんてことは思わないけど

大好きな本
大好きなワイン
大好きな君の声

笑い合えればそれで良かった

君のいなくなった日も
呑気にビール傾けてたな。

今も私は静かに
電気ブランを飲みながら

特別な夜を待っている。

                 水無月はじめ

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