松島のの

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8/7/2024, 11:44:53 AM

「おはよう」
今日も、身体中の勇気をかき集めて言った。
「おはよう」
そう笑顔で返されるだけで、1日が色鮮やかに輝く。

ねぇ、気づいてる?
君のことが好きだってこと。
こんなこと言ったら“重い”って思われるかもだけど、
私が君のことを好きになることは、
最初から決まってたのかな。

8/6/2024, 11:17:48 AM

“太陽はみんなを照らす”というけれど、
それは平等にではないと思う。
どんなに明るく照らされていても、
心の中は土砂降りの人や曇りの人もいる。
眩しく明るく照らされている人に、
わかったような顔はされたくないよ。

8/4/2024, 11:35:05 AM

「今から家行ってもいい?」
恋人からの連絡が来たのは、お昼を食べて少しした頃だった。幸い、今日は部屋が整っている。
「うん、大丈夫だよ。待ってるね」
ゆっくりメッセージを打ち込み、送信ボタンを押す。恋人は画面を開きっぱなしにしているようで、すぐに既読がついた。


「お邪魔しまーす」
大きく膨らんだマイバッグを持ち、恋人が家に上がってくる。なに買ってきたの、と訊くと、自慢げに中身を紹介してくれた。
Netflixで映画を見ながら、恋人が買ってきたお菓子を食べる。付き合いが長いからお互いの好みがわかっているし、最近似てきつつもある。

「ねぇ。こうやってダラダラするの楽しいよね」
ポテトチップスで汚れた手を拭きながら、恋人が言った。丸めたティッシュが、綺麗にごみ箱に入る。
「そうだね 」
こういう日常が、ずっと続けばいいよね。

8/3/2024, 11:21:36 AM

あなたの目が覚める前に、あなたに触れたい。
あなたが私を思い出す前に、お別れがしたい。

あなたと過ごした日々は、本当に幸せでした。
でも、もう一緒にはいられない。
きっとあなたを苦しめてしまうから。
身勝手でごめん。愛してしまってごめん。

お互いの幸せのために、さようなら。

8/2/2024, 11:52:22 AM

窓の外を見つめる。
満開の桃色と、芽生え始めの緑が広がっている。
柔らかな風が吹き、木々が揺れた。

(もうそろそろかな)

ずっと待っていたあの人がやってくる予感がする。
あの葉っぱが落ちれば、きっと来てくれる。


気が付くと眠ってしまっていた。
耳もとで声がする。

「おまたせ」

私を待っていてくれるのは、あなただけだよ。

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