「カーンカーンカーン」
「ぁ〜うるせぇ〜」
「カーンカーンガーン」
「ぁあ〜もう寝れねーじゃん!」
「ガーンガーンガー、ン」
「音なんか変だし」
「グワァーン、グワァーン!」
「ぁーーー!もうなんだよ!」
......なんだ、あれ
ビュワーッ!
「うわっ!」
っ......
「...は?」
「ひ、一つだけ良いですか?」
「な、なななにお前」
「ぼ、僕星です!」
「はぁ?」
いやまぁ背中になんかずっと光って飛んでるもんあるし星っぽいかっこしてるけど...
「いや嘘つけ!」
「嘘じゃねぇよ!」
「うわっ」
「......まぁとにかく!あなたには1つお願いがあって来ました!」
「ほ、ほぉ」
「腕に貼ってるんで見てくださいっ!んじゃ!」
「は?お、おい待て!」
ビュワーッ!
「...はぁ」
ー腕に貼ってるんで見てくださいっ!ー
『ナギさまヘ。あなたハイツモ頑張て入るのでスキニなりましたツキアテ』
「なぎさまへあなたはいつもがんばているのですきになりましたつきあて」
...「はぁぁあああ!?」
『鐘の音』
「今日さ、夢の中で会わない?」
「いいよ〜。何夢?」
「うーん、2夢!」
「おっけい!じゃあその夢で!」
「うん!また後で〜」
(こころ)
「あ、夢神!」
(今日の2には、あなたにとって大切にしないといけない夢になりそうね)
「大切...?」
(私が言うことじゃないわ。ほら、行きなさい)
「...?分かった!またね!」
(子夢はいいわねぇ)
「おまたせ!優!」
「あ...こころ」
「どうしたの?いつもの優じゃないね」
「うん...実はさ」
、..え?
ー(今日の2には、あなたにとって大切にしないといけない夢になりそうね)ー
「え、あ、えっと」
「だめ...かな」
「だ、ダメじゃないよ!」
「ほんと?じゃあ...」
「うん。よろしくね」
「わぁーほんとに嬉しい!初恋夢だ〜!」
「ふふっ私も嬉しい!」
「目が覚め前にさ」
「...うん?」
「えー、、と」
「どうしたの...?なんでも受け止めるよ!」
「す、好きです!」
「...え?さっきも聞いたよ〜」
「さ、さっきは緊張しすぎてかすれてたから...もう1回伝えたいなって」
「ふふっ、そういうことね...私も好き」
深夜の2時の
夢の中の夕暮れの
君と出会った場所で
星と太陽と月が
今日もゆっくり輝いていた
病室で君は言った
「1年後、また会おう」
その時の小指の温かさは、今でも忘れないよ
君に手作りのお守りを渡した
その中身、今日開けてくれたかな...
私は公園を歩きながら思った
「蒼空くん...」
「あ、由紀〜」
え、この声...
「お待たせ由紀、行こっか」
「ま、待ってっ!」
その男の子は...
ー約束だよー
ーうん!ー
「...誰、お前」
...え
「知らない人に声掛けられんの好きじゃない。やめな。そういうの」
「蒼空...くん」
「...は?」
「ねぇ、誰?あの人」
「...知らない。行こう」
蒼空......くん
「......ね、(え)なん(で)」
明日、もし晴れたら、会おうよ
指を動かしてあの人の元へ
『やっほー!』
『なんか久しぶりだね!』
あぁやっと会えた
この世界、いつ会えるか分かんないもんね
ほんとに会うわけでもないんだし
気持ちが晴れたら、入るよ
(電波の調子が悪いため、フリーズする場合があります)
『え、うそ!』
『ちょ、待って待って!』
(ブツッ)
『あぁ...もう』
次はいつ会える?
いつやる?
このゲーム
いつINする?
ゲームの世界、現実が晴れてても、君と会わないと、晴れないんだ
ごめん
ごめんね
分からないよね
伝わんないね
僕の気持ち
「そんなこと言っちゃだめじゃん!」
「バカじゃね?」
「だからお前嫌われんだよww」
(なんだよダメってなんだよバカじゃないよ嫌われてるってなんだよ辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い)
「ほっ、といてよっ!!!!!!!!」
「何あいつ」
「いつも黙ってるくせに」
「キモww」
だから1人でいたいんだよ!!!!!!
ほっといてよ……
どうでもいいじゃん
何もかも