3/26/2023, 12:57:00 PM
大して旧くもない思い出が、セピア色になって甦る
あゝあの頃が、ずっとずっと遠いよう
3/23/2023, 3:40:23 AM
明日の神は明日に決める
3/20/2023, 10:11:30 AM
私を産み育てた総てから、
どうにか距離を置きたかった
だけど熱に魘されてみた夢は
忌々しいあの故郷じゃないの
ああなんてこと、なんてざま!
死に物狂いで逃げてきたのに、
辿り着いたのは結局此処だ
夢が醒める前に捨てさせて
帰りたいだなんて幼稚なこころ
《夢が醒める前に》
3/13/2023, 12:37:42 PM
自室の窓の桟の黴に
隠れるように身を寄せていた、
憐れなほど小さな躯の蜘蛛が、
なんだか許容せなかったので、
流れる手付きで潰して棄てた。
Q.何故逃がそうとしなかったのか、
A.……いやいや外は雨だろう
Q.何故今日を凌ぐ宿ぐらい与えてやれなかったのか、
A.……………|
…なあ蜘蛛よ、いま屑籠から群れで蘇り、
いっそ私を殺してしまったって構わない
憎くもない命を潰すことに
慣れてしまったこの境地を、
"大人になった"というのなら
一人で傘をさせる歳になったというのなら
私はずっと、雨の中でも構わない
3/12/2023, 4:28:18 PM
裸になったフローリングの、
なんと辛気くさいつらでしょう