10/14/2022, 11:29:31 AM
擡げた指先の行方さえも
本当はまだ決め倦ねたままでいる
10/9/2022, 11:03:13 AM
これはイヤーワームだ、言語化だ
鼻歌なんかじゃない、断じて
10/9/2022, 6:00:28 AM
ビニール風情の破片無しには
歩くことすらままならない
遺伝子に顎で使われた
肉体の末路てところだろうか
彼らを後世にはこぶための
入れ物に過ぎない僕たちだろうか、
10/6/2022, 2:54:24 PM
自己憐憫の捗る冬に
不可抗力に過ぎた日を想う
一年ぶりの冬だっけ
悴むこの手を摩りながらああ
思い出した、
冬の風は目にしみるのだ
〈過ぎた日を想う〉
10/2/2022, 9:15:10 AM
膨大な数の誰かの言葉が
この身に憑依し鼓動している
この言葉は誰のものだ
今この言葉を紡ぐ者は、一体