冬になったら 11.17
「ねね、遊園地行かね?」
「えー、寒いじゃん」
「でもさークリスマスだよ?」
「なら余計混むじゃん」
「そーだけどさーお願い!」
「しょーがないな…」
「やった!さっすがー」
「やっほー」
「やほー」
「ねねあそこ行こ」
「ん、いいよ」
「写真撮ろ!」
「いいよー」
「はいちーず」
「後で送ってー!」
「おーけー」
「ありがとー!待ち受けにする〜!」
「じゃ私も」
「えーやろやろ!」
「今日はさいこーだったよー!」
「また行こね!」
「またいこー」
はなればなれ 11.16
はい、私が悪いのね
泣き真似いらない
礼儀正しく
馬鹿のフリをして
なにそれ
劣等生でごめんなさい
子猫 11.15
子供の頃、猫を飼いたいと言ったら「世話できるの?」とか「うちにそんな余裕ないと」言って、親に断られた。
それが中学生くらいの話し。
それからもう大学1年。
時の流れはをだんだんとはやく感じる。
子供のころ猫を飼いたかったのを思い出し、ペットショップに行った。
そこで1匹の子猫にあった。
めっちゃ可愛くて、買いたいなって想った。
何回か見た末、その子を家族として向かい入れることにした。
不安もあったけど、だんだん慣れてって今では一緒にくつろいでる。
こんなまったりした生活が、とても大好きだ。
秋風 11.14
僕らの仲には秋風がたち始めたようです。
甘い思い出も全て、苦くて嫌になりました。
貴方から貰ったモノ全て邪魔になりました。
それでも写真にまだ生き続ける貴方はなんなのです?
とっとと忘れてしまいたい。
この風無くしたい。
また風がおさまったころ、お会いしましょう
また会いましょう 11.13
私にはたった1人唯一、親友と呼べる人がいた。
学生時代はずっと一緒に帰ったりしていたし、何度も遊びにも行った。
休み明けで、久しぶりの学校。
登校はいつも別々で来ていた。
教室に入ったとたん違和感を感じた。
いつもなら、私より先に居るはずのその親友が居ないのだ。
とくに休むなんて事も聞いていなくて、ちょっと寝坊したのかな、なんて思っていた。
家に帰るとお母さんが凄く言いずらそうな顔をしてこちらに来た。
どうしたのか理由を聞いた。
お母さんから返ってきた解答は
「その子が事故にあった」というものだ。
頭が真っ白になった。
言葉を理解することができなかった。
それからなんだかずっと暗い気持ちのままで、前まで好きだったことも全部どうでも良くなった。
それくらい、ショックだった_
今日はその子の葬儀の日。
ほんとにお別れなんだ、と思うとまた悲しくなってきた。
まだやり残したことたくさんあるのに。
火葬される瞬間を見て、なんとも言えない。
でも、後ろばっか振り返っていてもなにも始まらない。
そう簡単に割り切れるもんじゃないけど、少し前を向いてみるよ。
私も役目が終わったらそっちに行くからさ。
また会いましょう。