子猫 11.15
子供の頃、猫を飼いたいと言ったら「世話できるの?」とか「うちにそんな余裕ないと」言って、親に断られた。
それが中学生くらいの話し。
それからもう大学1年。
時の流れはをだんだんとはやく感じる。
子供のころ猫を飼いたかったのを思い出し、ペットショップに行った。
そこで1匹の子猫にあった。
めっちゃ可愛くて、買いたいなって想った。
何回か見た末、その子を家族として向かい入れることにした。
不安もあったけど、だんだん慣れてって今では一緒にくつろいでる。
こんなまったりした生活が、とても大好きだ。
秋風 11.14
僕らの仲には秋風がたち始めたようです。
甘い思い出も全て、苦くて嫌になりました。
貴方から貰ったモノ全て邪魔になりました。
それでも写真にまだ生き続ける貴方はなんなのです?
とっとと忘れてしまいたい。
この風無くしたい。
また風がおさまったころ、お会いしましょう
また会いましょう 11.13
私にはたった1人唯一、親友と呼べる人がいた。
学生時代はずっと一緒に帰ったりしていたし、何度も遊びにも行った。
休み明けで、久しぶりの学校。
登校はいつも別々で来ていた。
教室に入ったとたん違和感を感じた。
いつもなら、私より先に居るはずのその親友が居ないのだ。
とくに休むなんて事も聞いていなくて、ちょっと寝坊したのかな、なんて思っていた。
家に帰るとお母さんが凄く言いずらそうな顔をしてこちらに来た。
どうしたのか理由を聞いた。
お母さんから返ってきた解答は
「その子が事故にあった」というものだ。
頭が真っ白になった。
言葉を理解することができなかった。
それからなんだかずっと暗い気持ちのままで、前まで好きだったことも全部どうでも良くなった。
それくらい、ショックだった_
今日はその子の葬儀の日。
ほんとにお別れなんだ、と思うとまた悲しくなってきた。
まだやり残したことたくさんあるのに。
火葬される瞬間を見て、なんとも言えない。
でも、後ろばっか振り返っていてもなにも始まらない。
そう簡単に割り切れるもんじゃないけど、少し前を向いてみるよ。
私も役目が終わったらそっちに行くからさ。
また会いましょう。
スリル 11.12
「心霊スポット行かない?」
突然、咲希がそう言い出した。
私達は普段学校でも、私を含めた3人で仲良しグループで行動している。
そのうちの1人が咲希だ。
結局ほか2人が行きたそうだったので私もOKした
当日行ってみると、やっぱり妙な悪寒を感じた。
長めのトンネルがあるのだが、奥に行けば行くほど、鳥肌がたっていく。
何処後の「スリル満点!ジェットコースター」だの、アスレチックだの、そんなのより怖かった。
ここに来ることがホントのスリルを感じた気がした。
トンネルをぬけた先で写真を撮ろうと言うことで、4人で撮った。
みんなで、「これ、人みたいじゃない!?」など、心霊写真ではないかなど、話していた。
まあ、ほとんどが それっぽく見えるだけ のモノだと思うが。
その後、帰ってきて撮った写真を改めて見てみた
そこにはトンネルと、私達4人の立っている姿がしっかりと見えていた。
そして、拡大してみると手の様なものが見えた気がしなくもない。
まさか、ほんとに心霊写真が撮れた
…なんてね
飛べない翼 11.12
人には誰しも輝ける才能がある
これはただの綺麗事に過ぎないと思う。
たとえ常人よりも上でも、上には上がいる。
才能という翼をもって、誰もが羨むように飛ぶ奴と、翼を持ちながらも飛ぶことのできない人。
まあ、それが殆どだと思うけど。
大きさも色も関係ない
どんなに望んでも、だめな奴は駄目なんだよ
上にかないっこない
結局生まれつきのモノさ。