mamttar10

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9/23/2023, 7:04:37 AM

向こうから声が聞こえる
自分で言うのもなんだが、私は幽霊だ
もう何年もここから出ていないし、誰にも会っていない
「ーーーー」
声をはっきり聞くと12~17位の女性の声だった
そう考えていると、久しぶりに視界が明るくなっており、声の主がこう言った
「僕と“友達”になってくださいっ!!!」

「………え?」
こう声が出たのも致し方ない
は?我幽霊ぞ?
そう思った

その後最高の友達になったのは言うまでもない
(5つ目)

9/20/2023, 2:15:08 PM

僕は最近不登校になった
学校はかつていじめて来た奴らの視線や、元々友達だった人達の無視でくるしい
だから不登校になったのだが、それがどうも親や弟の気に食わなかったらしく家では家族喧嘩が勃発している。
でも、僕にも楽しみがある
水曜日の3時半頃、日曜日の1時半頃に来る仲間達である。
僕はただただ〈学校〉と言う場所がいじめによってトラウマになっただけであり、友達と遊んだりは普通に楽しいと思うのだ
なら学校に行けばって?
……やっぱり怖いものは怖いよ
だけど仲間兼友達と過ごす時間は大切にしたいものである
(4つ目)

9/19/2023, 2:37:10 PM

今日は大好きな君の家に行く日
ゲーム機とスマートフォン、おやつにスケッチブックと筆記用具をかばんの中に入れる
走って家を出て、行き慣れた道を通り進む
「邪魔するでー」
と言うと
「邪魔するなら帰って〜」
と、可愛い君は応える
「あいよぉ〜って!なんで!?」
まぁ、分かっていた
「だって〜お邪魔しますじゃなくて、邪魔するでーだったから、そう言うノリかと思ってぇ!!てか上がって上がって!もうみんな来てるから!」
「え?まじ?」
「まじまじのまじ」
こんな会話を繰り広げ、楽しく過ごしている

みんなと遊んでいるうちに数時間が経っており、私と君だけになった
そしてこの〈恋愛感情として、女性の君が好きだ〉と言う気持ちを抑えながら過ごす。
でもこれ以上の事がしたいと、感情が訴える
こんなぐちゃぐちゃの感情になるけど私はこの時間が好きだ、そして
「時でも止まっちゃえば良いのにな」
とこっそり呟いた
(3つ目)

9/18/2023, 12:45:50 PM

私が務めている会社のあるオフィス街を抜けて、駅で電車に乗る。
外の景色を見ながら揺られて、家の最寄り駅に着く。
実は私が住むマンションはタワーマンションであり、高校生の頃からしている今の副業が軌道に乗っている為、会社を辞めてもいいかもと本気で思っている
まぁ、ここをそこそこ高いのにわざわざ選んだのは
そこにある設備でもなく、とても余裕があったからと言う訳でもあまりない
わざわざ選んだのは
「やっぱり……綺麗……!」
そう、このとても綺麗な夜景だ
小さい頃から都会の夜景に憧れていた私は、綺麗なこの景色が愛おしく、愛してるからだ
(ふたつめ)

9/17/2023, 2:43:21 PM

私は小さい頃、秋になると通っていた場所があった
少し家から遠いコスモスの畑である
そこは広く、当時130cm位だった私の身長では、ここで迷子になると絶対帰り方が分からなくなる
そう思いながら、いつも通りコスモス畑を歩き回っていた時にふと、見慣れない道を見つけた
日頃から来ている私の目は誤魔化せない。
私は興味本位でその道に入ればたちまち光に包ま、れ、気がつけば私は多くの花が連なる大きな花畑に来てしまっていたのです
その時私は呑気だったのか無知だったのか、帰り方なんて考えることなくひたすら、そこにある花たちを見ていたのでした
そこには覚えてる限りですが、
桃色のスズラン
黄緑のムスカリ
青の彼岸花
等など実在するはずのない花達が確かにそこにはあったのです
(書いていたのが夜中なので力尽きましたすみません)
(1つ目)

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