やたらと手がかじかむ。手袋をすれば良いのだが、そうするとスマホを使うのにいちいち手袋を外さなければならない。
先日バイクに乗った時も、手が寒くて仕方がなかった。早く暖かい季節になってほしい。
昔は、成人したらどういうことしてる?というような質問に、答えるのが面倒なので、どうせ20歳頃には死んでると思うので、考えるだけ無駄ですといった趣旨のことを言っていた。
なのに、気がついたら20歳を過ぎて、30歳まで見えてきてしまった。私の人生設計には、こんなに長生きする予定はなかった。
とはいえども、先のみえない世の中である。改めて、30歳を過ぎたら何をしてる?という質問には、どうせ30歳頃には死んでると思うので、考えるだけ無駄ですと答えることにする。
月が綺麗ですね、とは夏目漱石がI love youを訳した言葉だが、正直いって異議を申し上げたい。
本当に月が綺麗な時に、それを指摘するのが難しくなってしまった。夜歩いている時に空を見上げて、くっきりと月が見えていると少しだけ嬉しくなる。
カラフルなのは好きで、昔から色が多いものを好んできた。初めてメガネを買った時も、色が多いものとシンプルなものを比較して悩んでいた記憶がある。
派手なものが好きな訳ではない。目立つのは好きではない。色が多いものをこっそりと身につけているくらいでよかった。
今では黒や白とモノトーンなものを好むが、それでも時折あの時の感性は持っているべきだったのかもしれないと思う。
私のいる場所では雪はほとんど降らない。だから、雪の多い地方の人が言う、雪がないところに行きたいという思いはイマイチ理解できない。
雪が降ると特別な日という印象があって、嬉しい気分になった。昔はよく降っていたような気もするが、最近はめっきりみない。また雪景色を見てみたい。