今は一緒に過ごすような相手はいないが、いつかは共に過ごすような人がいて欲しい。一人で暮らすのも悪くはないし、寂しさを感じることも少ないが、誰かがいるといいかもしれないと思う。
ずっと一緒はつらいが、つかず離れず、適度の距離を持った関係でありたい。
最近、晴れの日が多く感じる。ただ晴れているのではなく、雲ひとつない快晴である。もちろん多少はあるが、空全体を見た時、 雲の量が2割以下であれば快晴だと見たことがある。そういう意味では、快晴が続いていると言えるだろう。
仕事が終わるくらいに日が暮れて、夕日の日差しが職場の窓から見えるビルにかかり、夕方の赤から青までのグラデーションになった空と重なる光景を毎日見る。一度写真に撮りたいと思って数年経つが、未だにカメラを向けられていない。数年間もそうなら、その方が綺麗なんだろう。
今の時代、幸せになるのは難しい。上を見れば限りがないし、そこまで行くのはあまりにも労力がかかる。その上、それだけ努力したところで、そこまで行けるとは限らない。
反面、不幸になるのは簡単で、何もせずとも不幸にはなる。何かとマイナスになることは多くて、それがまた辛い。そういう風に何もかもがなっていっている。一億総不幸社会とでも言えるような気もする。
小さい頃は、初日の出を見ようと頑張って起きていたりもしていたが、大体の場合、眠気に負けてしまっていた。
今では、眠気に負けることは無くなったが、初日の出そのものに対して価値を見出せなくなってしまった。
といいつつも、友人が東京タワーで初日の出を見たそうで、写真も送ってきていたので少し羨ましいなどと思ったりもする。
来年は頑張ってみようかな、と年始に思うだけ思うのが毎年の恒例である。
年があけたが、だからといって何か特別なことがある訳でもない。これまで同様、いつも通りに過ごすだけである。
おせちも食べないし、年賀状も送らない。特別なところへ出かける訳でもないし、帰省もしない。一人で普段と同じ生活をする。そういう新年があったっていいはずだ。