スマホが私を見つめてくるのでそれに応えるように私はスマホを撫でてあげる、筆箱とテキストもこちらを見てくるが好きでないので見なかった事にした
布団と枕がこちらを見つめてきたので私は抱きしめてあげた、猫がお腹を空かせてこちらを見つめてくるので面倒くさがりながら餌を与えてあげた
みんなが私を見つめている
私はみんなを見ないフリする
面倒くさくて好きじゃないから
私は英語が苦手だ、かと言って国語が得意な訳ではない
本を読み進めている時 My Heartが鼓動してるぜぇ
みたいな馬鹿みたいにセリフがあったけれど、一瞬読む事が出来ずついにはスマホを頼ってしまった
こんな馬鹿らしいセリフに時間を使った事がもっと馬鹿らしい
だが悪いのはまともに義務教育の一角を受けていない私である、馬鹿らしいではなく 馬鹿は私だ
なんともまぁお恥ずかしい
ないものねだり 、隣の芝は青く見える
皿が初めから一枚皿配られているなら私は二枚目を求めて満足する、だけど二枚の皿が初めからあるなら私は三枚目を要求してしまう
なんともまぁ、醜い生き物なのだろうか
インスタを見て自分より美しい人を 自分より稼ぐ人をみて嫉妬する
おっと醜い
一度ガチャを引いてしまえば二度目が欲しくなる
ジャガリコを一口食べると二口目が欲しくなる
一度いいねを貰ってしまえばもっと欲しくなる
そして努力していない癖に大層な夢を掲げてしまう
いやぁ、面倒臭い生き物に産まれてしまったものだ
辛い事は好きじゃない
だけど辛い物語は好きだ
それは何故だろう?痛い事は好きじゃない
でも残獄な物語は好きだ
愛してるという言葉は好きじゃない
だけど愛してると言われたいのは何故だろう?
「お母さん 明日の卒業式来てね」
そう一言言うことが出来ればきっと今よりは良い世界だったんだと思う
こんな暑苦しい布団の中で苦しまなくても良かったのだろうね、でももう遅い、きっと遅い、遅いと思いたい
私は可哀想なシンデレラで居たい
だってそんな物語の方がみんな好きでしょ?
「お父さん 私ねこの漫画にハマってるんだ」
そう言えばればLINEの通知は少しは動いたのかもしれない、
「お兄ちゃん 私も野球やってみたい」
そう言えれば今も練習に明け暮れて未来を見ることが出来ただろうか?
でもまぁ、今日も頑張ろう
最近は外に出ていない、友達とはちょっとした事で決別してしまい何とも言えない毎日を家のベッドの上で過ごしているそんな調子の為雨が降ろうと関係ない日々だ
気がつけば夜は長く延びていた 目を覚ました時には太陽が真上を通っている時刻 背を伸ばしたいと願っていた過去を懐かしく思う、そんな懐かしい日々の雨は好きだ
体育の授業が潰れ外に出なくていい理由になる
雨の音は眠りを誘い、気圧やなんちゃらは関係ない体質なので特に嫌う理由はないのだ
「あぁ」
特に意味の無い言葉を吐いて身の回りの人間を心配させるそんな心配させた事実が雨なんかより大っ嫌いだ
今日も昨日も一昨日もその先も雨が降った記憶はない
雨なんかもう覚えていない
家の中には二匹の猫 一匹の若い猫は私を好んでくれているが老猫は未だに懐かない
仕事を一生懸命頑張ってる人をみるとどうしようもなく嫌な気分になる、子供を持った人間をみるとその子を殺したくなる、私には父親も友達も愛する人も愛してくれる人も居ないのだ 、かといって死ぬ気もない
だって怖いもん 理由はそれだけで充分だろうけど
寝て起きた時に起きる理由は一体何処にあるんだろ?
さぁ、子羊の数を考えて眠る準備を始めよう
明日に何かあるとは思えないけれども死ぬよりは良い日々ではあると信じてる、そういえばそろそろ出会いの四月雨が美しい日々の始まりだ
春って雨のイメージだろうか?うーん
どうだったか?忘れてしまったっと言うよりそんな知識を知った事はあっただろうか?いいや無いね
気がつければもう寝ていた
夢の中では馬鹿みたいな学生時代だった
目覚めると猫はベットの上に居らず気がつけばもう15時今日も今日とて寝るのを頑張るとしよう