今を生きる


否応無しに囚われてしまう

古傷が疼くから…

傷ついて傷つけて

泣くに泣けなくて強がっていた

そんな過去から抜け出したくてさ

風に問いかけた

吹きつける風は叱るように諭すように

私の世界を揺さぶる

明日は今日の積み重ね

生きろ生きろ　前だけをみて

今から始めることは

過去の自分に手を振ること

飛べ


泣きながらこの世界に生まれ

這いずりながら

トボトボ歩き、追い立てられるよに

息を切らし走ってきた

そして抗うことをやめた時

時の流れに流されるまま

ただただ

けしきを見送りながら涙流した

愚かな自分を呪いながら…

でもまだやれることはあるかな？

まだ何かある　そんな気がした

だから次は飛んでみないか？

怖さ乗り越えて

無駄なことなんて無いといい聞かせて

飛んでみないか？

自分に言い聞かせて

飛べ！　空は広い…と

special day


覚えてる？

覚えていて…

何気ない時間にふと

思い出してくれたならそれでいい

私にとっては大切な日

あなたには記憶のカケラほども無い

たわいもないことかも知れないけど

あなたとの出逢い

全てが特別なこと

あなたとの日々

すべてがspecial day

揺れる木陰


風が緑をざわつかせ

朝の光が時の調べを連れてくる

私は今日もそれを眺め

深く深く息をする

遠くから語りかけてくる

言葉とは言えない言霊に

揺さぶられながら

ありがとう…と呟く

ただ、その繰り返し

真昼の夢


熱に浮かされたように

自分では無い自分に追い立てられ

悲しくも狂おしい時間の中で

踊り踊らされてた

やめてしまいたいのに…

結末はなんとなくわかってたはずなのに…

ついつい自分勝手な夢をみる

現実なんて残酷なもの

陽の光に吸い込まれてく意識に

身を委ね甘えてもいいでしょう？

今だけは