遥遊

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7/16/2025, 6:09:11 AM

二人だけの。


ひと言一言

あなたがかけてくれた言葉は

今でも私の宝もの

この世界であなたと一緒に

見つめたものも大切な思い出

どれだけ時が経とうとも

新しい出逢いが私を少し変えたとしても

あなたといたあの時の流れは

全て

二人だけに神様がくれた光の世界

7/14/2025, 10:15:16 AM




砂浜に刻んだ

去年の記憶は波が攫っていった

夏がまた来た

少し痛い陽射しが傷だけ

浮き上がらせ疼かせる

波が引いた後に

砂の中に煌めくシーグラス

拾い上げてポケットにいれて

歩き出す

少しおとなびた微笑みたたえて

7/14/2025, 9:57:35 AM

隠された真実


本当のワタシを誰も知らない

本当の私をワタシは見せない

だから誰の前でも泣かない

ただ ありきたりの笑顔を振り撒くだけ

それを望まれたあの時から

誰かの眼差しを意識して

歩き出した時から

私はワタシを演じている

7/12/2025, 8:21:51 PM

風鈴の音


軒下に揺れては

眠れる思いを揺れ動かす

優しく懐かしい音色

目を閉じてまた

あの頃を思い出してしまう

私がワタシでいられたあの頃

私がワタシを好きでいられた

背中越しに伝わる熱にいつも

励まされ支えられた

月日馬やがて人を癒し

忘れさせるというけれど

この狂おしい音色は

いつまで経っても

今の私を責めるように笑うように

語りかけてくるんだ

7/11/2025, 11:30:41 AM

心だけ、逃避行


寂しがりを隠して笑う

そんな私に安心しないで…

あなたの背中をいつも

笑顔で見送ってるわけじゃない

時にはあなたから逃げ出したくなる

そんな日もある

ズルいあなたなんて捨てちまいな…と

ホントの私が囁くから

でも最後は必ず私のとこに帰ってくる

捨て猫みたいな目をしたあなたを

たぶんまだ諦められずにいるワタシ

逃げたいのに 忘れてしまいたいのに

見えなくなる背中に

言葉のナイフ投げつけ心だけ

流れる雲に寄せてく

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