遥遊

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6/30/2025, 9:19:46 PM

カーテン


夜明けが早い

星の瞬きとひとり

会話しながら朝を迎えてしまった

誰にも言えない

誰にも知られたくない

自分の醜さに

そっと薄手のカーテンで仕切り

ほどほどの距離感を保ってきた

それでも時折

人恋しくて…

誰にも悟られない真夜中に

カーテンを開け月明かりに語りかける

朝日の眩しさにはまだ

微笑みかける勇気がなくて…

でも、でもね

カーテンの向こうに

私を待つ何かの声が聞こえてくるの

そこへ踏み出す勇気

光溢れる場所で自分を愛せるのかな

6/27/2025, 11:41:30 AM

まだ見ぬ世界へ!


おーい!

私の声が聞こえるか?

夢を見るだけで

追うことに戸惑い

現実に抗いながらも

ただ流されてるだけの

私の愚かで無知な心の叫びが…

手を伸ばせば扉は近づくのに

知らぬことを恥じる事はないと

わかっているのに

まだ見ぬ世界は

ただの今日の続きだと

あなたが教えてくれたのに

6/26/2025, 9:59:02 PM

最後の声


最後の声は

声にならない声

たった一筋の涙に込められた

透き通った美しい声

言葉にもできない

心を語り尽くすには

余りにも未熟過ぎたと…

それでも受け取ることができたんだ

君の最後のありがとうを

6/25/2025, 9:45:04 PM

小さな愛


愛なんて

重さでも大きさでも無い

自分の中に

ふと感じられる真心…

それが愛だから

美しいだけが愛じゃない

楽しいだけが愛じゃないってこと

大人になればなるほど

思い知らされてゆくんだ

でもそこから先に

見つけられたものに誰かが

微笑んでくれたなら

小さな愛で世界は満たされてゆく

6/24/2025, 11:02:01 AM

空はこんなにも


躊躇いなんか捨てて

風に流れる雲のように

自分の心のまま

進めばいい

空は色を変え雲をしたがえ

太陽を招き世界を照らす

夜には月に星

涙を癒し心に優しく問いかける

どこまでも自由で

どこまでも果てしなく深い

空の景色に導かれ

どこまで行こう…

私の中の眠れるワタシに

出逢う旅路

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