熱い鼓動
もう何も感じないと思ってた
渇ききった心
傷に傷を重ね
見ないフリして
興味も持たないフリして
自分にも他人からも逃げて逃げて…
ひとりであることにこだわって来た
なのに…
出会ってしまった
やはり
気がついてしまった
この胸の高鳴り 揺れる感傷に
まだ熱くなれる
まだ生きてる
人として 私として生きていけそう
タイミング
偶然か?
必然なのか?
それとも神様の悪戯ですか?
それでも
そうだとしても
自分を信じて
好きな自分であるために
このチャンス
このピンチを駆け抜けて乗り越えて
歩き出そう
笑いながら歌いながら…
虹の始まりを探して
泣き空の雲の隙間
微かな光がさして
ふと空を見渡せば
七色の橋
失くしかけた希望のカケラに
光を当てて少し先を見上げてゆけば
また新しい世界に続く道が開けるよ
さあ、希望の橋の始まりを探しに行こう
思いっきり泣いたら
後は笑って歩き出すだけ
あの虹の始まりは
新しい僕のスタートライン
涙の跡
誰にも気づかれてはいけない
誰にも知られたくない
涙の跡なんて
美しいものでもないのだから
涙を武器になんてしたくはない
そんな意固地な自分に
囚われて生きてた
素直さと引き換えにして…
ひとり月明かりの下
ココロの声を呟いて落とす雫
私だけが知っていればそれでいい と
なのに 何故か
あなたには気づかれてしまった
隠してたはずの涙の跡
言葉のかわりにそっと寄り添う
その眼差しで
もしも過去へと行けるなら
時間を乗り越え
過去へ行けるなら
昔の自分にゴメンと言おう
自分から逃げて
周りからも逃げて
自分を傷つけてまた周りを傷つけた
それでも明日は変わると信じてた
でもね 自分を好きでなけりゃ
自分だけは信じてなけりゃ
何も変わらない
それに気づくのにどれだけ時間を
無駄にしただろう
いや無駄ではなかったかな…
いつでもやり直せるさ
好きな自分を目指していれば
そう言って
昔の自分と握手して来よう