#声が聞こえる
届けたい言葉
受け取りたい言葉
言えなかった言葉
言わなかった言葉
声にならない
声にできない
弱いわたしの哀しい言葉
欲しかった優しい言葉
今夜はひとり月を見上げ
思いを巡らせる
聞こえるくるの
聞こえてくるの
私の中の私の声が
私が探す愛する言葉
いつか声に出したい愛ある言葉が…
#秋恋
一瞬で燃え上がる恋もあれば
様々に染め上げてゆく恋もある
どこかでいつか冷めてゆくと
気づきながらも
惹かれてゆくのは運命だから?
いつか白く染まる世界に
消されてゆくのか
鮮やかな彩りを胸に抱きながら
白い世界の中で温めあうのか
センチメンタルを
グラスに溶かし飲み干して
愛しい横顔見つめてる
#大事にしたい
ついつい忘れてしまう
何が大切か…を
ついつい背中を向けてしまう
素直になるのが怖いから
今を生きるのに必死で
愛されたいキモチばかり追いかけて
愛することをおざなりにしてた
ついつい目を逸らして
無かったことにしてしまおうとする私
愛せないものに心が応えるはずはない
今気づいた大切な事
大事にしたい愛するキモチ
まずは自分を愛することから
やりなおそうか
#時間よ止まれ
幸せと不幸せ
いつも背中合わせ
ひとりでいて寂しいよりも
あなたといても寂しいと感じるのが
もっと辛くて
だから昨日までの幸せなんて
信じられなくて
いつもいつも心の中で祈ってる
あなたが見つめる今この時を
あなたが微笑むこの瞬間を
閉じ込めてしまいたい
私の腕の中に
祈るような願いを
光の中においもとめて
ひとつ ひとつ
受け入れながら
静かに時のかげに祈ろう
時を留めないと
時をみおくらないも
#夜景
宝石箱をひっくり返したみたいと
丘の上から見下ろす景色に
声をあげてたあの日
はしゃぎながらも
本当はわかってたの
あの光 ひとつひとつの下に
たくさんのストーリーがあること
綺麗だけじゃない
涙も憎しみも溶けて瞬き
いつか私たちものみこまれてゆくこと
それもまた新しい夜明けを迎える為の
きらめき
闇の中に浮かぶ光と影に
過ぎてきた時の流れを抱きしめて
少しだけ微笑む
わたしを月がわらう