遥遊

Open App
7/31/2024, 10:27:41 AM

#だから、ひとりでいたい

強がる自分が悲しい

いつも いつも

失うことに怯えて

満たされて行くことにも

漠然とした不安に追いつかれそうで…

寂しくて誰かといたいくせに

いつも温もりを求めているのに

孤独の影を見つけてしまう

だから、

そんなさだめを呪うくらいなら

自分の不甲斐なさを嘆くくらいなら

満たされた時なんか知りたくは無い

知るのがツライ

だからひとりでいたい

またため息ひとつ

青い鳥が逃げた

7/30/2024, 10:59:02 AM

#澄んだ瞳


戦火の街

色を無くした瓦礫の中

茫然と虚空を見上げる大人達

憎しみと慟哭に声もなく

うつむく大人達

未来(あした)なんて見えない

見えやしないと。

そんな風景の中での救いは

幼い生命の煌めき

子供達の光をなくさない眼差しだった

たとえ恐怖に震えていても

そのチカラを秘めた無垢な眼差しには

大人達の背中を押す魔法がある

その真っ直ぐな瞳には

大人達に愛すると云うことを

思い出させる魔法がある

どうかあの澄んだ瞳から

光を奪わないで…

どうかその瞳に大人達よ

気づいて!

過ちを繰り返さない

そんな勇気を思い出して




7/29/2024, 10:31:19 AM

#嵐が来ようとも


生命の不思議…

当たり前と云う奇跡

繰り返される

争いと静寂

風の声をきけ!

天(そら)の彩を感じろ!

大地の呼吸に触れてみて!

刻々と変わる世界

望むと望まないに関わらず

人は試されてるのだ

だから 未来(あした)

嵐が来ようとも

今を生きよう

今を大切に生きてゆけたなら

自分を愛してやれたなら

嵐はやがて去って行くもの

その嵐の中でさえ

生きる術をその手にすることができるのだから

7/28/2024, 9:41:28 PM

#お祭り

星あかり

かき消すほどの街灯り

賑わう雑踏を

きみに手を繋がれて

下駄の音ならしながら

駆け抜けたあの日

少し遠ざかる祭囃子の中

空には色彩の花の色

見上げた夜空の艶やかさ

頬に感じた

くちびるの熱

今も忘れない

太鼓の音に鼓動が重なる

あのときめきも

夏の思い出

7/27/2024, 12:03:36 PM

#神様が舞い降りてきて、こう言った


この世界に

たったひとりぼっちだと思う時

そんな自分が嫌になった時

どこかで声がする

空は広い

境界線が無いから

見えない囲いを作ってはいないか?

線を引くのも無くすのも

キミ次第だろ?ってね

どこかで必ずだれかが見てる

その時神様を感じたんだ

Next