#だから、ひとりでいたい
強がる自分が悲しい
いつも いつも
失うことに怯えて
満たされて行くことにも
漠然とした不安に追いつかれそうで…
寂しくて誰かといたいくせに
いつも温もりを求めているのに
孤独の影を見つけてしまう
だから、
そんなさだめを呪うくらいなら
自分の不甲斐なさを嘆くくらいなら
満たされた時なんか知りたくは無い
知るのがツライ
だからひとりでいたい
またため息ひとつ
青い鳥が逃げた
#澄んだ瞳
戦火の街
色を無くした瓦礫の中
茫然と虚空を見上げる大人達
憎しみと慟哭に声もなく
うつむく大人達
未来(あした)なんて見えない
見えやしないと。
そんな風景の中での救いは
幼い生命の煌めき
子供達の光をなくさない眼差しだった
たとえ恐怖に震えていても
そのチカラを秘めた無垢な眼差しには
大人達の背中を押す魔法がある
その真っ直ぐな瞳には
大人達に愛すると云うことを
思い出させる魔法がある
どうかあの澄んだ瞳から
光を奪わないで…
どうかその瞳に大人達よ
気づいて!
過ちを繰り返さない
そんな勇気を思い出して
#嵐が来ようとも
生命の不思議…
当たり前と云う奇跡
繰り返される
争いと静寂
風の声をきけ!
天(そら)の彩を感じろ!
大地の呼吸に触れてみて!
刻々と変わる世界
望むと望まないに関わらず
人は試されてるのだ
だから 未来(あした)
嵐が来ようとも
今を生きよう
今を大切に生きてゆけたなら
自分を愛してやれたなら
嵐はやがて去って行くもの
その嵐の中でさえ
生きる術をその手にすることができるのだから
#お祭り
星あかり
かき消すほどの街灯り
賑わう雑踏を
きみに手を繋がれて
下駄の音ならしながら
駆け抜けたあの日
少し遠ざかる祭囃子の中
空には色彩の花の色
見上げた夜空の艶やかさ
頬に感じた
くちびるの熱
今も忘れない
太鼓の音に鼓動が重なる
あのときめきも
夏の思い出
#神様が舞い降りてきて、こう言った
この世界に
たったひとりぼっちだと思う時
そんな自分が嫌になった時
どこかで声がする
空は広い
境界線が無いから
見えない囲いを作ってはいないか?
線を引くのも無くすのも
キミ次第だろ?ってね
どこかで必ずだれかが見てる
その時神様を感じたんだ