遥遊

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3/4/2024, 11:29:30 AM

#大好きな君に

サヨナラも言えず

思い出だけ抱えて

あの日街を離れた

君の幸せの為なら

どんなに傷ついてもいいと…

あの日

待ち合わせた駅に辿り着けたなら

あなたと手をとり

歩いていけたのかな

毎年 春の嵐が吹き荒れると

思い出す

神様との賭けに私は負けたの

それでも

毎年 ポツリと呟く

幸せですか?

大好きなきみには

いつもあの笑顔で笑っていて欲しいと


3/3/2024, 10:26:09 AM

#ひなまつり

弥生三月

桃の花

鮮やかな衣を纏い雛人形

物言わぬ眼差しは

何を見て来たのか

何を見て行くのか


時には微笑み

時にはもの憂げに


華やぐ心に季節を添えて

今年も私に

何かを語り続ける

3/2/2024, 10:13:31 AM

#たったひとつの希望

たくさんのものを得ては

捨てて来た

奪われたもの 見失ったもの

 その度に希望はないと

絶望を纏い闇に堕ちた

それでも生きてる

なんだかんだ言いながらも…

たぶん本当の希望って奴は

心のずっと底で静かに

いつも私に呼びかけてるのかも

知れない

たったひとつの希望は

生き抜くことだと

3/2/2024, 6:58:52 AM

#欲望

何も要らない…なんて嘘

ホントは

言い出せばキリがないほど

あなたがいれば…なんて

いるだけでいいわけないじゃ無い

心の中はいつも

叫んでる

わたしをみて 私だけをみていて

逃げれないようにしっかりと

捕まえていてよ

なんてね

でも

季節が変わるように

この世界も変わってゆけば

人の心も時の彼方

燃え尽きた欲望の跡に遺ったものの

美しさを抱きしめて

強がるワタシを

あなたはどんな眼差しでみているの?

2/29/2024, 8:53:10 PM

#列車に乗って

手には一冊の本

好きな音楽を聴きながら

車窓の向こうを眺める

そんな旅に出たい

心地良いテンポを刻む

列車に日の光は

色を変え世界を彩る

気の向いた小さな駅で降り立ち

言葉を綴りながら

また次を目指す

そんな旅をしたい

心の贅沢…

いつかできるだろうか?

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