遥遊

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1/24/2024, 11:31:15 AM

#逆光

見えてるつもりで

何も見えてはいなかったんだ

キミのこと

勝手な思い込みと

好きというワードに

自分をがんじがらめにしていた

いつのまにか

キミもきっとそうなのかも

光の中の闇を抜け出す為に

少しだけ向きを変えて

自分を見つめてみようよ

心の中の好きは

色褪せてはいませんか?

1/23/2024, 2:38:12 PM

#こんな夢を見た

幼い日

毎晩同じ夢を見た

暗闇に浮かぶふとんには

確かに誰かが眠ってる

微動打もせずに

それがとても不安で怖くて

泣きながら目を覚ました

それから数ヶ月後

私の大切な人は突然帰らぬ人となった

不思議なもので

それ以降あの夢は見ない

そしてその大切な人は

未だに私の夢にさえ出てこない

たぶん夢は私に

少しずつ近づく悲しみに

心の準備をさせていたのかな

昨日とまるっきり同じ明日はない

明日は消えてしまうこともあるんだと

1/22/2024, 10:08:12 AM

#タイムマシーン

タイムマシーン

時を操るのか

それとも

時に操られるのか

思い出したくない過去も

怖いもの見たさの未来も

全て現在(いま)わたしが

どうであるか…の証明

それでも歩いてきた軌跡を変えたなら

失くしたものを取り戻せるのだろうか

1/21/2024, 10:10:41 AM

#特別な夜

言葉なんて要らなかった

繋がれた手から

伝わることってあるんだと

初めて知った

少しだけ前を歩く背中が

いつもより大きくみえた

星が白い花になって

舞い降りる夜に…

静けさが音楽を奏でた時

この世界にはキミだけでいいと

思えた夜だった

1/20/2024, 10:29:17 AM

#海の底

堕ちてゆく

堕ちてゆく

深く暗い海の底へと

それでも不思議と怖くはないの

何も見えない

感じるのは温度と音だけ

無機質な世界にゆらゆらと

カラダを委ねながら

今しばらくはこの疲れ切った心を

眠らせて

あの眩しく煌びやかな世界に

わたしの居場所を見つけられるまで

そのための勇気を

見つけられるまで

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