#手を繋いで
夢の中で見たユメも
現実の中で追い求めるユメも
誰かのために
わたしのために
心に宿る小さな優しさを見つけては
温かさを添えて育てたい
差し出された手を取って
心を繋ごう
手から手へ
心からココロへ
ユメの世界を広げて行くんだ
誰かのために
わたしのために…
#ありがとう、ごめんね
全てがあたりまえだと思ってた
生きてること
出会ったこと
与えられたもの
与えられなかったもの
憎むことも愛したことも
私の人生のシナリオ
仕方のないこと…だなんて
だから人との別れも
一瞬の傷みなんだと
それでも貴方に出会えて
思い知ったんだ
私の心にかけていたものを
たくさんの出会い
たくさんの別れの中で
私がすれ違って来た人たちに
今更の感謝を
今更の後悔を…
本当の愛を教えてくれた貴方に
ココロに寄り添ってくれた貴方に
大切な言葉を
#部屋の片隅で
どこを見回しても
白い壁
いつの間に
自分を囲い
外界から遮断していった
傷つけたくない
傷つきたくない
心が荒んで薄汚れてくのが怖くて…
白く白くと塗り固めて
汚れていくことを誇りに変える
そんな生き方も知らずに
膝を抱え虚な目で
僕の世界はちいさな光を探していた
ふと見上げた先には
切り取られた宇宙(そら)が
闇に光る綺羅星の群れ
僕の居場所は
まだ他にもあるのかもしれない
#逆さま
泣きたいのに笑ってるの
叫びたいのに黙ってるの
抱きしめたいのに
背中を向けた…
大好きなあなただから
全て受け止めて包んで
なんて勝手にそれが愛だなんて
自分が受け止めて欲しかっただけなのに
そして勝手に疲れ切って…
声をあげて心の声を伝えたい
嘘のない言葉を聞いてよ
水鏡に映るワタシにはもう
逆さまの世界で笑うあなたしか
見えない
哀しいけれど。
拳の中に隠した小石を
今投げ捨てたとき
初めて涙があふれた
#眠れないほど
数えても
数えても…
消えもせず増えてゆくだけの
せつなさに
夜は更けて行く
月は時を追いかけ星を巡るのに…
愛しさを求めてばかり
与える術を知らず
ただただ孤独なララバイ
星にキミを重ねて
今なら云える言葉をつぶやく
聞いて欲しい言葉が溢れ出す
眠れないほど…