#脳裏
さりげない喜び
深く刻まれた傷み
バラバラになりそうな思い…
時間という優しさに
少しだけ 都合良く
彩られたストーリー
ふとした瞬間に
昔のわたしを呼び起こす
だきしめるように
戒めるように…
#意味がないこと
生きてりゃ
ゴミみたいな感情は日々
溢れてたり溜まったりするもの
それを水に流したり
焼却できればまだ
自分の心の栄養に還元できるけど
簡単なようで以外とそれは
難しい作業
だから時には罵詈雑言
悪態三昧誰彼となくぶつけることもある
そんな自分の愚かさに
気付かされた時の哀しさ
傷つけたぶん
自分も傷ついていたことに後から
気がつく
その傷は深くヒリヒリと疼き続ける
人をうらやみ嫉妬して
陥れる
結局は自分の弱さを消し去りたいだけ
知られたくなかっただけ
周りを気にすることなんてない
気にかけると気にやむことは違うから
自分を見失わないで…
誰かのために翻弄されるなんて
意味のないことさ
#あなたとわたし
どんな巡り合わせなの
偶然なのか
必然だったのか
それとも神様のイタズラですか
何も無い空っぽの心抱えて
何が欲しいのかもわからないまま…
そんな虚ろなわたしに
生きる意味を与えた人
似てないようでどこか似ている
いつのまにか同じ眼差しで
同じ方向を見てる
心が震えるほどのや歓びを教えてくれた
この出逢いのストーリ
いつかピリオドが打たれる
その時まであなたはわたしの
わたしはあなたの中に
愛おしさを育ててゆく
#柔らかい雨
今更 優しさなんて
言葉で繕ってももう信じない
あなたのくちびるから
ハラハラとひるがえっては溢れる
心が見えない単語の数々
冷たい雨のように私を濡らしてく
冬の雨みたいに熱を奪って…
寂しさからすがるように
逃げ込んだ腕の中
誰でも良かったわけじゃない
だからといって
あなたじゃダメ…ってわけでもなかった
お互い都合のいい相手だったのかもね
だから憎みも恨みもしない
自分の弱さが悲しいだけ
でも そんな愚かな自分に
気がついたから
もう私はここからいくわ
季節が進んで雨が雪に変わる頃
この少しだけ
ナミダ流して見上げる空
頬を濡らしながらも笑って
歩き出せるきっと…
#一筋の光
突き落とされた奈落の底
閉した心は壁をつくり
全ての動きを否定した
それでも
奥底にある眠れる魂の叫びは
微かな時空の狭間に響く
誰か気づいて…
誰かを呼んでいる
何かを求めてる
いくら悲しみや憎しみが
心を支配しても
ヒトは優しさや温もりを求めるもの
どうか気づいて
ワタシの聲に
鮮やか光が届けられた時
すべての閉ざされたものは
ほどかれ開いてゆくから