遥遊

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10/5/2023, 1:02:06 PM

#星座


星の数ほど…というけれど

私にとってのあなたはひとり

銀河に漂う星の渦に

魅せられて焦がれて

夜毎語りかける

冷めやらぬ思いを

そんなキモチを知ってか知らずか

この青い星をあなたも

遠い街の空の下で見上げてるのね

あなたの見つけた星座の中に

私はいますか?

いつか二人でみたい冬の星座を

10/4/2023, 10:22:40 AM

#踊りませんか


耳障りなミュージック

ステップを踏みながら

ぎこちなく

違和感を感じながらも

踊らされる泡沫の世界で…

擦り減らされてくくらいならば

裸足になり

音も無くスポットライトも無いけれど

聴こえる空気の揺らぎ

足下に感じる温度

傷みも快感も受け止めて…

踊りませんか

踊って見せてよ

あなたはあなたの

私はワタシのスタイルで

同じじゃない

同じじゃ無くていい

踊らされる時代(きせつ)は

もう終わりにしようよ






10/3/2023, 11:00:30 AM

#巡り会えたら


雑踏を擦り抜け

宵闇のガラスの森

闇に浮かぶ見知らぬ顔

今にも泣き出しそうな

今にも崩れてしまいそうな微笑みが

映ってる

嘘に慣れてしまった私は

どこへ行こう

張りつめた糸を手にしたままで。

深い闇の中で時折

私の名前を呼ぶ声が聞こえて

期待はしてないと言いながらも

優しい温もりを探してる

見つけてよ

素顔のわたしを

捕まえてよ

たとえ逃げ出そうとしても

私だけのための温もり

私のためだけの優しさ

今度こそ

心からの笑顔になりたくて

貴方に逢いたい

ガラスの向こう側で微笑む貴方に

10/2/2023, 10:14:54 AM

#奇跡をもう一度


チャンスの神様は

少しだけ意地悪

素知らぬ顔して

私の横をすり抜ける

気を抜いてても駄目

必死になり過ぎても駄目

出逢えた時に感じた思い

そんな自分を信じられなきゃ

神さまは振り向いて微笑んではくれない

どれだけ見逃してしまったの

どれだけ自分を諦めてきたのか

寂しさを抱えたままは

哀しいね

だから今度は間違えたくない

今度こそなりたい自分に

近づく為に

チャンスの神様

私はまだ歩き出すから…

あなたを見逃さないから

10/1/2023, 10:30:59 AM

#たそがれ


心に吹き込む風に

怯えながら

見上げた空が滲む

なんでもわかってたつもりに

なってた

貴方のことなら…

なのに今は

貴方が見えない

貴方の表情(かお)がわからない

貴方にも私が見えてはいないよね

秋深まる夕暮れは

確かなものにすがりたくて

ほんの少しの温もりに触れたくて

手探りで恐る恐る

あなたの笑顔を探してる

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