#きっと明日も
なんの変哲もない毎日
変わり映えのない日常
自分にも世間(まわり)にも
飽き飽きしてる
明日もきっと
これからも…
なんて考えるのは思いあがり
気づかぬうちに
全ては変化しているよ
自分を含めたこの世界すべて
ただ その中でも
純粋におもいやるこころを
常に真ん中に置いていけたなら
きっと未来は
きっと明日も
ありきたりの日常に感謝できるさ
今日を受け入れて生きたなら
鮮やかな明日がみえるから
#静寂に包まれた部屋
喧騒の世界に耳を塞ぎ
言葉を無くしていった
迅る鼓動と恐怖から
透明な壁で自分をいつしか
囲んでいた
孤独に見えても私には
そこは安息の世界
誰かの言葉に傷ついて
知らずに誰かを傷つけるのは
もう嫌だ
どうかしばらくは
この音の無い世界にいる私を
そのままにして…
私のこころが
迷いの中から目覚める時まで
#別れ際に
大好きだから
大切な人だから
愛してるって心で叫びながら
サヨナラを言ったわたしに
あなたは
わかってる…と一言
抱きしめてくれた
月明かりの下で
#通り雨
アスファルトの森に
突然の雨
足元を濡らしながら
奔る 惑う人々
微かに覗く青空を
恨めしげに見上げながら
舞い踊るひかりの雫を見ていた
この世界は生きてる
いのちのエナジーに満ち溢れている
めまぐるしく変化する
この地球(ほし)に生まれ
どうにもならない愛ある力か
優しく時には残酷に
私たちをもてあそぶんだ
濡れてしまったカラダに
また温かさが戻る頃
ほら七色のラインか放物線を描き
希望という明日へ届けと
生命の歌を紡いで見せた
#秋
澄み渡る空に
光は色を変え
樹々は彩りを増してゆく
狂おしく心を操り時を踊る恋人達に
やがて来る儚さと虚しさ
そして燃え尽きた後には
各々の中にあった心のカタチが残される
それが純情なのか惰性だったのか…
突きつけられた思いは
深く記憶に刻まれて
秋の景色のなかで
心震える
時が流れ キミは何処かの空の下
誰の手を取り踊るのだろうか