遥遊

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9/30/2023, 11:20:22 AM

#きっと明日も


なんの変哲もない毎日

変わり映えのない日常

自分にも世間(まわり)にも

飽き飽きしてる

明日もきっと

これからも…

なんて考えるのは思いあがり

気づかぬうちに

全ては変化しているよ

自分を含めたこの世界すべて

ただ その中でも

純粋におもいやるこころを

常に真ん中に置いていけたなら

きっと未来は

きっと明日も

ありきたりの日常に感謝できるさ

今日を受け入れて生きたなら

鮮やかな明日がみえるから



9/29/2023, 10:46:32 AM

#静寂に包まれた部屋


喧騒の世界に耳を塞ぎ

言葉を無くしていった

迅る鼓動と恐怖から

透明な壁で自分をいつしか

囲んでいた

孤独に見えても私には

そこは安息の世界

誰かの言葉に傷ついて

知らずに誰かを傷つけるのは

もう嫌だ

どうかしばらくは

この音の無い世界にいる私を

そのままにして…

私のこころが

迷いの中から目覚める時まで



9/28/2023, 1:15:33 PM

#別れ際に


大好きだから

大切な人だから

愛してるって心で叫びながら

サヨナラを言ったわたしに

あなたは

わかってる…と一言

抱きしめてくれた

月明かりの下で

9/27/2023, 10:44:58 AM

#通り雨


アスファルトの森に

突然の雨

足元を濡らしながら

奔る 惑う人々

微かに覗く青空を

恨めしげに見上げながら

舞い踊るひかりの雫を見ていた

この世界は生きてる

いのちのエナジーに満ち溢れている

めまぐるしく変化する

この地球(ほし)に生まれ

どうにもならない愛ある力か

優しく時には残酷に

私たちをもてあそぶんだ

濡れてしまったカラダに

また温かさが戻る頃

ほら七色のラインか放物線を描き

希望という明日へ届けと

生命の歌を紡いで見せた


9/26/2023, 11:37:56 AM

#秋

澄み渡る空に

光は色を変え

樹々は彩りを増してゆく

狂おしく心を操り時を踊る恋人達に

やがて来る儚さと虚しさ

そして燃え尽きた後には

各々の中にあった心のカタチが残される

それが純情なのか惰性だったのか…

突きつけられた思いは

深く記憶に刻まれて

秋の景色のなかで

心震える

時が流れ キミは何処かの空の下

誰の手を取り踊るのだろうか

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