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幼馴染シリーズ
【たった1つの希望】
たった1つの希望が叶うとしたら。
あなたは何を願うのだろう。
『あなたの幸せを傍で見守ること。』
「あなたと一緒に幸せになること。」
目的は同じ。
少しだけ過程が違うのは、互いへの想いと考え方の違い。
『あなたが幸せなら、自分は傍観者で良い。』
「あなたと自分は一緒に居て、喧嘩するほど仲良く過ごしていたい。」
間にあるのは、2人だけの紆余曲折。
時折、盛大なすれ違いを起こしては、仲直りする様に。
「枯葉」
落葉樹から落ちる乾燥した葉っぱ。
集めて腐葉土にする人がいた。
『良い土にしてくれるんだ。自然ってのは上手くできてる。凄いもんだよ。』
朗らかに笑う少年の様なおじいちゃんは、何でもその手で作り出してきた人だった。
(理科の授業でやった生態系だ!)
何だか、課外授業を今やっているみたいで、楽しかった記憶がある。
『何でも興味を示してくれる、あんたさんみたいな人が居ると、こっちも張り合いが出て楽しいよ。』
色んな事を教わった。関係のないことまで。
それは、わたしの糧になるし、同じ様に興味を示す誰かに伝えても良いかもしれない。
枯葉が、風にふわりと舞う。
私はいつも、その人を思い出す。
「今日にさよなら」
今日が良い日だとしても、
今日が悪い日だとしても、
今日は今日。
身体を温めて、夜が来たらゆっくり休む。
次に太陽が登ったら、今日は過ぎ去って、明日がやってくる。
今日の日に、さよならを。
ありがとうと感謝を添えて。
今日はお疲れ様。
また明日、よろしくね。
わたしは、私と今日を、明日を歩いていく。
だから、今日にさよならをするのだ。
「お気に入り」
可愛いもの。
ぬいぐるみ。
動物。
花や木。
ふわふわの感触。
大切な人。
美味しいご飯。
綺麗なカフェ。
素敵なお店。
みんな大好き。
「誰よりも」
私は長らく、わたしと言う存在が分からなかった。
誰よりも近くて、遠い存在。
でも今は、一番近くで労わりと感謝を伝えたい。
どんな嵐が行く先を阻んでも、抱き締めて支えて、温もりを共有して、大丈夫だよと伝えたい。
行くも進むも私と、わたし次第。
さぁ、一緒に行こう。