たろ

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4/10/2024, 11:12:26 AM


『春爛漫』

満開の花、花、花。
様々に咲き乱れる様子は、まるで百華繚乱。
爛漫に燦めく、耀くばかりの春がある。
咲き誇る花々を慈しんでは、美酒を片手に愛でる贅沢たるや。

忙しなく降り頻るは、桜の花弁。
駆け足の春を追って、人の波は右往左往するようだ。
散り行く花を見送れば、萌木が若芽を纏って、新緑の柔らかな緑に心癒される。

4/9/2024, 1:21:48 PM

誰よりも、ずっと

4/8/2024, 11:15:45 PM


【これからも、ずっと】

今までと、これからと。
どちらも、ずっと。
だから、これからも、ずっと。

「一緒がいい。離れないし、離れたくない。本当は、全部まとめて、ひとつになれたら良い。」
ふたりの変わらない願いが、これからもずっとふたりの間にあります様に。

4/7/2024, 2:15:08 PM


【沈む夕日】

「海が見たい。…海に沈む夕日が見たい。」
焦点の合わない虚ろな黒い瞳が、ぼんやりと壁を凝視したままで、口元からはポツリと独白の様な呟きが零れ落ちた。
「うん。ちょっと行ってくる。かっちゃんは、どうする?」
ふたつ返事で、同行すると決めた。

お出かけ日和の昼下がりに、軽食と軽い着替えを乗せた車を出して、ふたりで海を目指した。

休憩の為に立ち寄ったサービスエリア。
「見たいと思ってた?ただ、出掛けたかった?」
急な思い付きもままあるが、あまり突拍子もない事をするタイプでは無いと思っていたので、確認したかった。
「ん?急に思い付いただけだよ。見たいなぁって思ったら、居ても立っても居られなくてさ。天気も良いし、すぐ行こう!って。」
体良く誤魔化したつもりなのだろう。
「…こないだのドラマ、綺麗な夕日が海に沈んでったもんな。」
ゴホッと咽るあなたを尻目に、くすりと笑う。

「うわぁ、キレイ…。」
海に沈む夕日を見届けて、美しい夕暮れを堪能した。

4/6/2024, 10:34:36 AM


【君の目を見つめると】

いつでも、どんな時でも、ずっとあなたの事を見ていられる。
色素の薄い、綺麗な瞳が大好きで、いつだって見ていたくて、じっと見詰めてしまう。
(あぁ、綺麗だなぁ。)
きらきらと陽だまりを反射して輝く、瞳とお揃いの色素の薄い髪の毛。
「…何か、付いてる?」
あなたは、不意に視線を逸らす。
さらさらの髪の毛が揺れて、赤く染まった耳が見え隠れするのを、結局目で追っている。
「何も付いてないよ。キレイだなぁって、見惚れてた。」
そっと近付いて、あなたの目を見たくて、赤くなった頬に手を添えて、顔を上げてもらう。
「…恥ずかしい。」
やっと目が合ったのが嬉しくて、その瞬間に泳ぐ視線が愛おしくて、赤く染まった頬に唇で触れた。

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