カーテン
カーテンというお題で何が書けるだろうか?
少し黄ばんだ白いカーテンが、思い出された。
学校の教室の、高い窓に掛けられた白くて大きなカーテンは日に焼けて少し黄ばんでいた
小学生の頃には、そのカーテンにぐるぐる巻きになってふざけてる男子がよくいたな、なんて思い出した。
ココロオドル
初めてひらがなを覚えたのは、保育園の年長。
6歳になる歳まで、平仮名も数字も知らなかった。
文字を知って、初めて本の面白さにココロおどった。
小学校に入ってからは、毎日のように図書室に通い、まさに貪るように本を読んだ。
内容はもうまるで憶えてはいないが、
「紅はこべの冒険」という、多分フランスのお話しだったと記憶しているが、いわゆる正義の味方が活躍するお話しだったと思う。
ほんとにワクワクドキドたまらなくココロオドルお話しだった。
本の面白さは、いろんな世界に私を連れて行ってくれた。
そのころからずっと、結婚するまで本を読まない日がなかった。
成長すると、本格的な推理小説にハマり、謎解きやアリバイ崩し、密室トリックを自分の推理で解いていく事が好きだった。
ちなみに好きな作者は、イギリスのF・W・クロフツ。
時代小説にもハマり、歴史好きになったりもした。
いつも、いつの時代も本の世界が私を満たしてくれていた。
お題では書けそうにないので、今日はお題から離れます。
自分の好きな事、子供の頃に好きだった事が少しずつ見えてきた。
自分が何がやりたいのか?ワクワクすることはなに?
問いかけてみても、全然浮かばなかった。
やりたい事をやるなんて「ワガママ」
母親なら、子供を優先すべき、
いろんな制限の蓋が重りになっていて、どんなに考えても思い浮かばなかった。
それが最近少しだけ重い蓋が動き始めたのか、
あー私、こんな事が好きだったよなーなんて事を思い出すようになった。
何かをじーっと観察するのが好きだった。
子供らしく「なんで?どうして?」とか聞くのではなくで、無言で集中して観察してる。
そんな時間がワクワクしてたなー
植物が、土の中から芽を出す時🌱
芽に押し上げられた土がちょっとだけ割れて、ここから出てくるんだと、ワクワクしたり感動したり。
そんなのを見つけると、わぁ凄いすごいってずっと見ていたかった。
料理をする叔母の様子を毎日毎日じっと見ていたり。
見られてる叔母はやりづらかっただろうなと、今は思うけど…
そんな,ちっぽけなワクワクポイントを思い出せるようになって、私ってそういう子だったんだな、今も結構そういうところあるかも?なんて思ったりしてる今日この頃。
ほんの少しだけ動いた心の蓋の隙間から、ちょっとずつ私の本質が見え隠れしている。
力を込めて
力を込めて言いたいこと。
私の人生は、私が決める!
人の言動に左右され、人目を気にしていいたいことも飲み込んで、自分を守りながらビクビクしながら生きてきた。
その結果、得たものは?
人の態度や言葉に怯え、自分の願いを蔑ろにして、
他人に決定権を委ねてしまっていたんだ!
もうそんな人生はやめると決めて、私は私の人生をいきるんだ。
私が決めて、その結果の責任は自分でとるという覚悟を決めた。
まだまだ怖くて、足がすくむ事もあるだろう。
それでもいい、ぜんぶ丸ごと受け入れて先に進むときめたから。
過ぎた日を想う
遠い昔の海の色
砂の熱さ
磯の香り
決して幸せでは無かった子供時代を過ごした、海辺の町。
遠い記憶になると懐かしい。
苦しい事も沢山あったけど、妙にあの風景や空気感を味わってみたくなる時がある。