ココロオドル
初めてひらがなを覚えたのは、保育園の年長。
6歳になる歳まで、平仮名も数字も知らなかった。
文字を知って、初めて本の面白さにココロおどった。
小学校に入ってからは、毎日のように図書室に通い、まさに貪るように本を読んだ。
内容はもうまるで憶えてはいないが、
「紅はこべの冒険」という、多分フランスのお話しだったと記憶しているが、いわゆる正義の味方が活躍するお話しだったと思う。
ほんとにワクワクドキドたまらなくココロオドルお話しだった。
本の面白さは、いろんな世界に私を連れて行ってくれた。
そのころからずっと、結婚するまで本を読まない日がなかった。
成長すると、本格的な推理小説にハマり、謎解きやアリバイ崩し、密室トリックを自分の推理で解いていく事が好きだった。
ちなみに好きな作者は、イギリスのF・W・クロフツ。
時代小説にもハマり、歴史好きになったりもした。
いつも、いつの時代も本の世界が私を満たしてくれていた。
10/9/2022, 1:00:23 PM