『冬休み』
2週間ちょっとしかない冬休みってあっという間なんだよな。
しかも、その"2週間ちょっと"にクリスマスも大晦日も正月も含まれてて。
私はたいした予定もありませんし、クリスマスに会ってくれる人もおりませんでしたからずっと家でダラダラしてるだけなんですが。
でもその時間も幸せだったりして。
まあ、まだ宿題にほとんど手を付けていない私はこのあと地獄を見るんでしょうけどね。笑
もう年明けて気づけば始業式ですよ。
同じ人、います?
もしいたら一緒に頑張りましょう。
『ベルの音』
ベルの音が聞こえる。非常ベルの音。
ここはマンション、近くの部屋で火事が起きたらしい。
はやく逃げなければ。
だが火の手はすぐそこまで迫っており、煙も充満していて視界も悪い。息も苦しい。
だんだん視界がぼやけてきた。やばい、体に力が入らない。
あぁ、明日は彼女の誕生日なのに。
プロポーズしようと思って、指輪も買ってたのになぁ。
悔しいが、もう俺はダメらしい。
意識が遠のいていく。
未だに甲高く鳴り続ける非常ベルの音だけが、廊下に虚しく響いていた。
「さよならは言わないで」
後日書きます。
『距離』
毎日会える。
話すこともできる。
あなたに触れることだってできる。
それなのに。
あなたは私の手の届かないところにいるのよね。
なんでかな。
こんなに近くにいるのに。
近くて遠いあなたのことばかり考えて苦しくなる。
あぁ、どうしてあなたに恋なんてしてしまったんだろう。
私の届かない距離にいるあなたのことなんて、
好きになるんじゃなかった。
今さら諦めるなんて、できるわけないのに。
『泣かないで』
「泣かないで」「大丈夫だよ」「元気出して」
…分かってるよ。分かってるけど、元気出ないから泣いてるんじゃん。
こっちだって泣きたくないよ。
でも勝手に涙が溢れてくるの。
仕方ないでしょ?
それに、"大丈夫"だなんて、無責任なこと言わないで。
自分を慰めるための言葉だと分かっててもイラッとしてしまう自分にまたイラッとする。
「思いっきり泣きたいだけ泣いていいんだよ。スッキリするよ?我慢してるよりずっといい。無理やり元気出さなくていいから、過去振り返ったっていいから、ちょっとずつ前に進んでこうよ」
あの子に言われたこの言葉、すっごい嬉しかったなぁ。