お題 ☞ 眠れないほど
ほんとはこんなこと書いてる暇ないんだけど、今しかないっていうか、今の私にピッタリすぎるので何か書こうと思う。
何かっていうと、テスト前なんだよね。眠れないほど勉強してる…という訳でもないけど睡眠時間は連日、文字通り死ぬんじゃないかってくらい短い。
実はスマホ中毒がたたって、一夜漬けルートに入っちゃった訳ですよ。マズいと分かっててもスマホをいじってしまう、ほんと嫌な病気だわ。
私と同年代の人たちは、多分みんなそろそろテストだよね。知り合いによると、大人になってから『昔もっと勉強やっておけば…』って後悔する人多いらしいよ。
とりあえず私はさっさと勉強してきます、皆さんも健闘を祈る!
お題 ☞ 冬のはじまり
通学路に、大きな公園があるんです。
大きなといっても、あんまり人足の多い場所ではないんですがね。
原っぱが中央にどーんとあって、周りに2人がけのベンチがいくつかと、ちょっと錆びたちっぽけな遊具がぽつぽつとある感じ。
外側が木々に囲われてる上に住宅街の端にあるんで、夕方になっちゃうと人さらいでも出るんじゃないかって思っちゃう。
でも、この寂れた感じがほんとにいいんですよ。
春。入り口から入ってすぐ左に、この公園唯一の桜の木があるんです。とんでもなく年寄りな木で、結構な量の根っこが地面から出てます。お陰で椅子代わりに座ると、結構いいお花見場になるんですよ。時々イモムシが降ってきますが、そこはご愛嬌ってことで。
夏。この公園、緑だけは本当に多いから、真夏日でも結構涼しいんです。特に、木陰にあるブランコで遊ぶと一際風を感じられて、それはもう最高です。クーラーなんていらないってくらい。まあ、時々後ろの木の枝に突っ込みますけど。
秋。紅葉や欅なんかの木が本領を発揮してきます。清掃の頻度が少ないんだか、よく落ち葉が積もりっぱなしになってますけど、栞の材料に困らないです。銀杏爆弾も、塩で炒って美味しく食べられるので結構気に入ってます。
そしてなにより、冬。さっきから木の話ばかりしてましたが、中央は平地なので雪がとっても綺麗に積もります。大して誰も利用しない公園なので、初めの頃に作った雪だるまが雪解けが始まるまで残ってる、なんてことがよくあるんです。なんというか、公園全体が私だけの庭になった気がして、充足感に満たされる感じがするんですよね。
近ごろは冬でも雪があんまり降らなくなってしまいましたが、今年はどうなんでしょうか。気温はもうだいぶ下がってきていますけどね。
暫くはただ寒いのも我慢して、年百年中一緒にいてくれる、私の大切な友人の変化を見守っていくつもりです。
お題 ☞ 愛情
愛情って何だろう(別に深い意味ではなく)と思って調べてみたら、『愛情と愛の違い』とか『好きと愛情の違い』なんてサジェストが沢山出てきた。
はーん、と思って色々考えてたけど、結局愛情って、一方的じゃない、相手のことを慈しむ気持ちで生まれるんだと思う。
『恋する乙女は可愛い』ってよくあるけど、愛する乙女どうこうってのは聞いたことがない。それはたぶん、愛情だとピントが自分じゃなくて相手に合うからじゃないのかな?
知らんけど。
こういう分かりにくい話を議論する場が欲しいなと思う次第です。コメント機能があればなあ。
お題 ☞ 微熱
今朝、起きたら体に異変を感じた。熱を計ってみると、36.9度。微熱だった。
私にしては少し危ない温度、と思われたんだろう。何よりテスト前だったこともあり、本番には完全な状態で臨んで欲しいという母の勧めで、学校を休むことになった。
横になって静かにしていると、近くの小学校に向かうおチビたちの声が聞こえる。時刻は8時10分。遅刻するんじゃ…
お節介なことを考え、壁にかけられた時計を眺める。
1……2……3……4……5……6………7……………
そして、時は止まった。
さあおチビたち、今のうちに急げ!
実は私は、時間を操れる超能力者だ。
…という訳ではなく、実際は『時計』を操れる。
全世界(…なのか?今のところ確認できたのは、部屋の壁掛け時計・テレビ・スマホ・私の腕時計・学校の時計)の時計が動く速度を変更できる、っぽい。もちろん、人間や動物たちは好き勝手動いているし、雨粒だって私たち目掛けて落ちてくる。あくまで時計の針だけだ。
ぶっちゃけ、この能力に気付いたときは大したことないものだと思っていた。強いて言うなら一発芸にでもなるんじゃないかくらいの話だ。
でも私は気付いてしまった。
合計1、2時間程度なら、止めたり早めたりしたって誰も気が付かない。
空の色なんかも大して気にならないらしい、『最近日が落ちるの早いね』なんて呑気に言っている。
お陰様で私は、嫌いな授業を3/5くらいの長さに縮めたり、バスケの試合をちょっと延長させて貰ったりと、好き勝手にやっている。
…ここまで来たらもう、時間を操っていると言ってもいいんじゃないだろうか。
おチビたちの大騒ぎしている声が聞こえなくなると、私はまた時計を動かし始めた。
そういえば、確か今日の5時間目は、私の大好きな体育だったはず。
ちょいと時間を貰って、さっさと熱なんて冷ましてしまおう。お昼休みに学校に着くとして約4時間、余裕を持ちたいし、そこにプラス30分くらいでいいかな?そういえば英語の宿題がまだ終わってない、駄目だ、もう30分!
これくらいあれば二度寝も出来そうだ。うーん、もうちょっとだけ止めちゃおうかな…