君だけのメロディ
君と話すと音がする
幸せな音 心地よい音 安心する音
君の音は気持ちがいい
そばに居るだけで ドキドキして 自分の心臓の音しか聞こえなくなる
でも、君の音ははっきり聞こえてる
自分を呼んでくれる
君の音は
神様みたいだ
未来の記憶
ここはどこだろう
見覚えのある風景に
見覚えのない風景が重なっている
私はここに立っている
風で揺れる
草木が匂う
でも 決して触れない
ここは一体どこなのだろう
私には親友と呼べる子が3人いる
けれど、私は今 その子たちから遠ざかろうとしている
一緒に居たら迷惑だから
だから
それでも
私を追いかけてくる3人が
抱きしめてくれる3人が
たまらなく好きで ずっとその時間が続いて欲しいと
私は思っている
なんでこの空は青いんだろう
なんで地球は丸いんだろう
なんで人間がここにいるんだろう
それは神様だけが知っている
なら
なんで神様は明るいのが好きなんだろう
なんで二礼二拍手一礼なんだろう
なんで沢山の神様がいるのだろう
それは誰にも分からない
真実はそれぞれの心の中にしかない
もしかしたら別の世界だってあるかもしれない
もしかしたら死後の世界だってあるかもしれない
もしかしたら世界の始まりは私の起きる5分前からなのかもしれない
もしかしたら私は私では無いかもしれない
そんなことを考えてもしかたない だから
我思う故に我あり
気づくと私は真っ暗な場所にいた。
灯りはなくどちらが前で、どうやって進めば良いのかも分からなかった。
私はとてつもない恐怖と不安に押しつぶされそうだった。
けれど、それは長くは続かず一周まわって冷静さを取り戻していた。
よく目を凝らすと微かに蛍のような光がちらほら飛び交っていた。
さらにそこをよく見ると、よく枝分かれした木のような糸のようなものが無数に広がっていた。
『これらはどこにつながっているのだろう。』
私は興味本位で1歩づつ足を踏み出していった。