センティミエイト

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気づくと私は真っ暗な場所にいた。
灯りはなくどちらが前で、どうやって進めば良いのかも分からなかった。
私はとてつもない恐怖と不安に押しつぶされそうだった。
けれど、それは長くは続かず一周まわって冷静さを取り戻していた。
よく目を凝らすと微かに蛍のような光がちらほら飛び交っていた。
さらにそこをよく見ると、よく枝分かれした木のような糸のようなものが無数に広がっていた。
『これらはどこにつながっているのだろう。』
私は興味本位で1歩づつ足を踏み出していった。

7/3/2024, 1:17:58 PM