愛、というものほど
単純で曖昧で意味が分からなくなるものはない
愛を叫んだら 誰かが共鳴してくれるのか
ならば私は 小さい器で性格の悪い
自分自身を愛してやろう。
_ ₅₁
いつまで経っても頭の中に残って
いつまで経っても忘れられない
衝撃的で鋭くて意味がわからないような、
人生とか恋愛とか感情とか生死とか
そういうなにもかもがどうでも良くなるような言葉
文章を求めて毎日本を漁ってる
え、だからなんだって感じする 困ったな
最近自分の書くことがお堅くなってる気がして嫌
ただただ読んで書いても無駄なのは承知なんだけど
行き詰まりが過ぎているのかね
やっぱり考えて書くものじゃないよね
こういう時は甘いものでも食べるとしよう
そういえば私は 杏仁豆腐が好きなのだけれど
あの味は独特で忘れることがないなと思う
やっぱり視覚や聴覚より
味覚や嗅覚、つまり味や匂いの方が
忘れられにくいのだろうか
好きな人も、そうやって顔から仕草から声まで忘れて
最後まで覚えてるのは香水や煙草の匂いかもしれない
ところで、自分の匂いってどんなか気にならない?
_ ₅₀
1年後なんて考えたくない
進路も将来も夢も何もかも嫌だ
逃げ出したい
1年なんてあっという間 知ってるよ
だから嫌なんだ
決まってる未来ならはやくそこまで飛ばしてくれ。
_ ₄₉
未だに人を好きになれない
好きになっても興味が離れてしまって、
未だに人に好きと云えない
好きといってしまえば薄れていく一方で、
未だに 付き合う ことが好きじゃない
その瞬間から始まる''彼氏''みたいなことをされたくなくて、
初恋の日は 覚えていない
それがそうだと気づくのも 遅かったから
彼氏 彼女 というのは嫌い 恋人 で居てほしい
言葉遊びのようだけど、
薄っぺらい存在じゃなく 濃くて深い存在だから
大好き じゃなくて 好き でいられる人
離れられない じゃなく 側に居てほしい って思える人で
性欲で抱く より 暖かさで抱いてくれる人 が隣が良い
愛情というのは 難しくて重い
愛の量は 自分のものしか測れない
相手の愛だなんて 測り知れない
初恋は 甘酸っぱく散ったかい?
それとも 永く甘く実ったかい?
私はまず 好き といえる人を見つけるとしよう。
_ ₄₈
明日世界が終わるのなら
もう二度と 世界というものを創らないように
人間という生物を造らないように 願う
でも
こんなこと
願ったって変わんない
テーマにするなら
現実に引き起こしてくれよ
お願いだ。
_ ₄₇