空色の独り言

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2/27/2026, 12:53:00 PM

現実逃避


人によって、障害物はそれぞれ異なるんだよ

なんて言っても、そんな前から教育されたものを

今更そんなと心に留めた瞬間に
零れ落ちてしまう気がする。

正しさの優しさか。
優しさの優しさか。

逃げるな。
逃げてもいいよ。

その理不尽に縋っても、突き飛ばされる。

悩み続ける。

悲しみという感傷に浸る。

前を向くためにだけにあって。
後退や回り道は許されないのかな?

突き飛ばしたことも答えという応えを示したことを
忘れて、
閉じこもった殻を誰かが割ってくれるのを
ただひたらすら静かに待つ。

その静寂は、今もちゃんと愚かなのかな?

ただ、引いた足を引きずった足を肯定して、
偉そうにそう言って認めたいのに。

足は前を向けと、添えられる。

優しさを否定しない代わりの涙に執着している。


生きていく歩みを縋っているみたいだ。

願いというのかな。祈りと呼ぶのかな。

希望なんて簡単に言わないで。

ただ、空虚な寂しさが冷えたままなのに
抱きしめると熱くなろうとすることを
私達は互いに隠している。

気づいた時には知らないふりをしてるなんて
醜い言い訳を残して。

可愛さの欠片だけを拾い集める。

それを日々と呼ぶのだったら、
「現実」という名前がついて
疲れたら「逃避」することへの選択肢を
勝手に決めないで欲しい。

2/26/2026, 1:09:01 PM

君は今

私とあなたが見上げる空色は一緒なのに
雲の形が変わって、それだけでよかったのに。
ただ、それだけがよかったのに。

誰かに、会いたいのかも。
会いたくないのかさえもわからなくなる。

あの日、美しいと思った海月は
感情がない生き物らしい。

海月。クラゲ。くらげ。

本当に何も考えていないのかな、クラゲは。

好きという感情と
美しいと感じる感覚は
似ているようで、少し違う。

息を吐いた。意識して吐いた。

赤くなった目を冷やすために
冷たい水で顔を洗った。

恥ずかしさと痛みは
どこか似ている気がする。

私は美しさには手を伸ばしたくなるのに
美しいと感じたものから
目を背けてしまうこともある。

それでも見る。

ねぇ、今見ている景色や存在は
感情のズレを映しているだけなのに
何も語ろうとはしない。

それでも、私が好きと言えば
そのまま包み込んでくれる?

包まれてしまったら
きっと私は抗えない。

ずるさも弱さも抱えたまま
静かにあたためていく。

傷ついても
離れない理由を探してしまう。

欲しかった。

無宗教なのに
愛の前ではいつだって
どこか祈りに似ている。

君は今、愛に染まっていますか?

どうか今はまだ
この気持ちに気づかないふりをしてください。

愛と好きが重なるまでは。