ね。

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4/26/2026, 6:54:06 AM

穴の中からわずかに見える、煌めく星空。
いつからここにいるのか分からないけど、
ボクは眩しく射し込む光より、キラキラと輝くこの星空を眺めるのが好きだ。


閑かな夜。
たまに聞こえる動物の鳴き声。


今夜は、シャラシャラと夜空からも賑やかな音がする。沢山の流れ星がいっせいに夜空を舞っている様子がうかがえる。

ボクがこれをみるのは、何度目か。
あまりにも美しくて、いつも忘れてしまうのだ。願いを込めるのを。


今こそ、願おう。
ボクが、本当のボクになれますように。
この穴の中にずっといるボクではなく、自由に羽ばたけるボクであれますように。


目を瞑って、ひたすら唱える。
流れ星に願いを。




4/25/2026, 3:32:51 AM

そのルールは 
みなが ここちよく すごすため?
みなを しばりつけ しはいするため?


いままでの あたりまえは
ただ おおくのものが そうであっただけ
そうでなくては いきられなかっただけ


みなと ちがうこと
きらわれること
ひとりになること
こわいかもしれないけど
だいじょうぶなんだ 

かわること
みなが かわること

それが たいせつ なんだ


4/24/2026, 3:13:23 AM

″はい、これです。 
「今日の心模様」です。″


☕ 🃏 🚌


旅先でバスに乗り遅れてしまったボク。
次のバスがくるまで2時間もあって、どうしようかと思ったら、バス停からみえる場所に小さな喫茶店があった。予定が全部狂っちゃうなあ、としょんぼりしながら中に入るとコーヒーのいい香りがして、とりあえず、ほっと気持ちが和らいだ。
ああ、休める場所があって良かった。




注文したコーヒーを飲んでいると、奥からちいさな女の子が出てきた。そして、おもむろにボクの向かい側に座り、手に持っていたタロットカードをシャッフルしはじめた。びっくりしたけど、なんだかその仕草が可愛らしくて、ボクは黙ってその様子を見守ることにした、



女の子は、シャカシャカと器用にカードを扱い、1枚選んでそのカードをボクに見せながら、一気にこう話した↓↓↓



″はい、これです。
「今日の心模様」です。


  
 
あなたの本質を見極める

中途半端でもやり遂げても
なんでもいい 
なんでもあり 

怖いところに今はいるけど
目の前に光はあります

じっとたえる
できることを たんたんと
ムリせず 焦らず


以上です。
では、バスが来るまでごゆるりと。″




見た目から全く想像できない難しい言葉を使って話す女の子に、ボクは呆気にとられつつも、なんだか今の状況を見透かされている気がして、内心ドキドキしていた。
いろいろツッコみたくなるところはあるけれど、まあ、深く考えてもしょうが無いので、今は女の子の言うとおり、ムリせず焦らず、ということだ。



ボクは、残りのコーヒーを飲み干し、カバンから読みかけの文庫本を出して、バスが来るまでのんびり待つことにした。













4/23/2026, 1:20:24 AM

たとえ間違いだったとしても

人を好きになったり
人を嫌いになったり 


それは
何にとっての
誰にとっての 間違いなのか

それは
本当に 間違いなのか?




人を好きになったり
人を嫌いになったり することは

正しいとか間違いとか
そういう答えに辿りつかないまま
あちらこちらで 繰り返される



4/22/2026, 4:20:06 AM

「寿命がきたら、みんな光の泡になって消えてしまえたらいいのに。」

大切に育てた命がこの世を去ってしまったとき、雫は下を向いて、そう呟いた。
そして、その亡骸を優しくなで、土に穴を掘り始めた。




ボクは、ただ黙ってその様子を見守ることしかできなかった。




雫は、自分の1番大切にしているものを一緒に埋めた。亡骸になってしまったものが、淋しくないように。



全てが終わったとき、地面が僅かに光り出した。しばらくすると、それは細かい泡になり、空へ真っ直ぐ登りはじめた。。
キラキラして、とても美しかった。


輝きを増しながら登っていく光の泡たちを彼女とボクは、ずっとずっと見続けていた。







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