谷間のクマ

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7/14/2025, 9:59:05 AM

《隠された真実》

書けたら書く!

2025.7.13《隠された真実》

7/13/2025, 9:44:24 AM

《風鈴の音》

 チリンチリーン……。
 窓辺にぶら下げた風鈴が風に揺れて涼しげな音を立てる。それを見て、俺(齋藤春輝)は「ああ、もう夏だなぁ」とひとり息をつく。
 すっかり梅雨も明けた7月中旬。俺たち齋藤一家(と言っても俺と双子の弟の蒼戒しかいない)は本日絶賛衣替え中だ。衣替えが遅すぎる、と言うツッコミはごもっともだが、ここしばらく週末がめちゃくちゃ忙しかったのだから仕方があるまい。だから風鈴を出したのもつい今さっき。今日は天気がいいから、春秋用の布団カバーだとかは洗ってしまってしまおう。
「蒼戒ー! そっち終わりそう?」
 俺は風鈴から目を離し、2階の大掃除をしている蒼戒に言う。
「大方終わった。元々服が少ないからな……。そっちは?」
「こっちも終わり! 洗濯終わったし干すから手伝ってくんね?」
「お前ほどの身長があればひとりで完結しそうだが?」
「今日風強いじゃん。油断すると飛んでっちまうんだよー」
「あー……、通りで風鈴がよく鳴るわけだ」
「そゆこと。んじゃ、よろしくねー」
「はいはい」
 俺と蒼戒は協力して手早く洗濯物を干し終える。
「いよーし! 今日のところは終わり! メシにしようぜ!」
「はいはい。ご飯は炊いてあるから……うん、さっさとできるしおにぎりにしよう」
「おにぎりなら俺も手伝うぜ!」
「当たり前だ」
 とまあそんなこんなで俺たちは連れ立っておにぎりを握って、お昼を食べながら風鈴の音に耳を澄ませた。
(終わり)

2025.7.13《風鈴の音》

7/12/2025, 11:23:33 AM

《心だけ、逃避行》

書けたら書く!

2025.7.11 《心だけ、逃避行》

7/11/2025, 9:31:42 AM

《冒険》

書けたら書く!

2025.7.10《冒険》

7/10/2025, 10:07:02 AM

《届いて……》

書けたら書く!

2025.7.9《届いて……》

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