7/31/2024, 1:26:45 PM
賑わいのなかの虚しさ
二人すれ違う悲しさ
一人で寂しくても
「だから、一人でいたい」
#474
7/30/2024, 11:27:06 AM
冬の夜
冷たい風
光る川面
見上げる空に
冴えざえと 月は澄んだ瞳
見つめられて
街も 木々も 私も
静かに澄みわたっていく
「澄んだ瞳」
#473
7/29/2024, 1:31:39 PM
立ち向かうのではない
深く根を張り 心をしずめて
嵐は過ぎるものだから
「嵐が来ようとも」
#472
7/25/2024, 2:20:48 PM
谷に響く澄んだ声は
決してかごには入れられない
枝をわたり陽に輝く美しい羽も
かごの中では色褪せる
かごはいらない
止まり木とご馳走を用意して
気まぐれなおとずれを
ただ待つ幸せ
「鳥かご」
#471
7/24/2024, 11:12:13 AM
かなしい、醜い、
苦しいことばかりの世界を
きみと一緒なら
明日も生きていける
「友情」
#470