8/11/2023, 12:39:04 PM
いくたびの夏の
炎天の下の涼やかさ
乾いた藁のにおい
つばを押さえるしぐさ
陰から覗く眼差し
風に煽られ飛んでいく青い空
魚釣り ピクニック
麻のジャケット 揺れるワンピース
素朴で粋な
思い出いろどる 懐かしい目じるし
「麦わら帽子」
#192
8/10/2023, 11:05:15 AM
電車に乗って 終点まで
初めての路線
聞き慣れない名の駅たち
沿線の病院や菓子店の広告
ここで暮らす人たちの纏う空気
踏切の音も違って聞こえる
乗客もずいぶん減ったらここが終点
知らない駅の改札を抜け
知らない街の商店街を歩く
ずいぶん遠くへ来たような
風に混じる潮のにおい
ああ、海が近いんだ
商店街を抜け 路地を抜け
堤防まで行こう
手を繋いで走り出す
広がる海を眺めながら
胸いっぱいに息を吸い込んだ
きっと忘れない 小さな旅
「終点」
#191
8/9/2023, 10:59:35 AM
辿り着きたい目標には頑固にこだわって
そこに至る手段や道筋は柔軟に
途中どんなにうまくいかなくたって
ゴールをいつも思い描いて
ぶつかりながら めげずに進む
「上手くいかなくたっていい」
#190
8/8/2023, 10:48:52 AM
かわいいねぇ
ほんとに可愛すぎてやばい
天使じゃろうか
なぜ我が家にこんな天使が?
あくびしてる
寝ながらしっぽ振ってる
胸に溢れるこの思いの名前はなに
「飼い犬に手を噛まれる」と言うが
それは裏切りではなく
「何をされてもかわいい」の意だと知る
他所様の子たちよ、ごめん
やっぱりうちの子世界一
スポイルしてると言わば言え
蝶よ花よ、で今日も行く
「蝶よ花よ」
#189
8/7/2023, 11:05:13 AM
運命論
諦めたいときはそれでいい
そうじゃないなら
まっさらな行く手に挑戦したいなら
やり尽くして振り返り
満足できるならそれがいい
その時まるで運命だったかのように
「最初から決まってた」
#188