1/7/2025, 10:21:58 AM
No.2
世良田 イト(女、17歳)
真田 玲史郎 (男、17歳)
―――――――――――――――――――――
「あ!」
「イト〜」
学校の外でイトと玲史郎が鉢合わせる。
「なんで学校の外いんのー?」
「部活の外周」
「ふーん。将棋マンのくせに外周か…」
「なんでもいいでしょーが!!」
「邪魔していいー?」
「ダメ〜!今追い風吹いてて主人公気分だったから、邪魔しないでお家に帰ってなさい」
「はいはーい」
1/3/2025, 3:49:12 AM
No.1
世良田 イト(女、17歳)
真田 玲史郎 (男、17歳)
―――――――――――――――――――――
「さあさあ、イトー」
「…なに?」
「今年の抱負は〜??」
わざとらしい笑顔でイトに近付く。
「特にない」
「あらら、今は猫タイム?」
「うるさーい。レーはなんなの」
眉を逆はの字にしながら玲史郎に言葉をぶつける。すると、玲史郎はニヤリと笑う。
「俺?よくぞ聞いてくれた。楽に楽しく生きる!」
「じゃあ私もそれ〜」
「ズルい。本当の目標は…将棋全国行き!だね」
玲史郎が自信満々の顔で言う。
「んー頑張って」
「で、本当の抱負はなんなのよ」
1/1/2025, 5:04:35 AM
明けまして おめでとう
12/1/2024, 4:36:16 AM
目を潤ませ髪を涙で濡らす主様。
辛かったんですよね。孤独だったんですよね。
何もかもくすんで見えたんですよね。
そんなに辛くても、なんで自分が辛いかわからなかったんですよね。
私の言葉は通じない。
だから、寄り添うことしかできない。誰にも気付かれず、独りで苦しむ主様に。
「泣いてはいけないよ。たくみ。余計辛くなる。」
主様は自分自身に泣いてはいけないと言い聞かせている。けど、主様が辛いという事実は変わりやしない。私は寄り添うことしか出来ないけれど、泣いてもいいんですよ。主様。
夕方、とある空き地にひとりと一匹の影が映る。
10/27/2024, 2:53:09 AM
また会うための、愛言葉。