1/13/2025, 4:03:49 PM
『まだ見ぬ景色』
分からないことは怖いね。
遠い未来のことも、明日のことも、一時間後のことも。
分からないことは、私の中の何かが避けようとしてしまう。
どうか避けないで。強くなって。
いつも通りじゃない、新しい景色は、その不安を乗り越えた先にある。
1/11/2025, 2:35:00 PM
『あたたかいね』
君の指先はいつも冷たいから、よく温めてね。
不思議なんだよね。君と笑ってるとどんなに寒い日でもほら、あったかい。
1/10/2025, 11:39:57 AM
『未来への鍵』
「どれにしようかな」
目の前にはたくさんの扉がある。
すべて別々の未来に繋がる扉。
小さな小さな鍵穴を覗いて見ても、はっきり見える未来はない。
私が持ち合わせている鍵は、一度差し込めばその鍵穴の形に変わって抜けなくなる。
それぞれの扉には少しずつ違う鍵穴。
ひとつを選べば他の扉は選べない。
まだ決めきれなくてもいいやと先延ばしにしても、目の前にある選択肢は消えてはくれないから、早いところ決めてしまおうか。
「神さまの言うとおり」
1/9/2025, 4:33:42 PM
『星のかけら』
君の星はどこ?
私の星はね、あの散開星団のすぐそば。
一人は寂しいから遊びに来てね。
これ、私の星のかけら。君にあげる。
持ってたらいつでも来れるんだ。
瓶から出すと私の星までビューンって連れてってくれる。
私もかけらたちに掴まって帰るの。
手を離さないようにだけ、注意してね。
またすぐ、会おうね。
1/8/2025, 1:42:34 PM
『Ring Ring...』
画面に映る時計とにらめっこ。
こんなの、自分じゃないみたい。
関係ない通知にしょげてはすぐに消していく。
君からのメッセージ。
パッと携帯を持ち上げる。
私をこんなにも一瞬でハッピーな気分にしてくれるのは、もしかしたら君の返信だけかもしれない。