1/7/2025, 1:47:39 PM
『追い風』
透明になった背中をそっと押してくれたそよ風。
やっと会えた。
見えないことは分かっていても、思わず溢れた涙を必死に隠す。
私の大好きな優しい笑顔が目の前にある。
「ずっと忘れないでいてね。」
声は届かない。
音にならない言葉の片鱗が静かな風となって君の頬を撫でる。
この透けた身体も風となっていく。
私は君の追い風になる。
1/6/2025, 12:22:39 PM
『君と一緒に』
これから先も君と一緒にいられたらいいのに。
近くにいても遠く離れて感じる君のこと、誰にも気づかれないようにそっと抱き締めたかった。
ただそれだけ。