つちほー

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5/18/2024, 2:59:29 AM

午前2時、少しばかりの残業を終え
夜勤業務を終えた私は、車で帰路に着く。
初夏とはいえ、まだまだ夜は肌寒い。

国道を車で走る。毎日通り慣れた道ではあるが、真夜中ともなると、少しばかり見える風景も違うものだ。

いつもより少ない自動車、赤や黄色の点滅信号、
意外と車が停まっているラーメン屋。
中には強気になった違反車だっている。

片道1時間、深夜の上、労働の後には少々堪える距離ではあるが、私は意外と、この通勤道が嫌いではない。

深夜に働いていると、どうにも疎外感が生まれてしまう。この世界に自分だけなのかと、別に1人は嫌いではなく、寧ろ好きな方なのだが、労働後の疲労か、肌寒い気温のせいか、心寂しくなってしまうのだ。

だが、深夜の通勤道はいつもと光景や雰囲気は違えど、人の生活が垣間見え、疎外感を多少薄れてさせてくれる。こんな時間にあの店にいる人は、私と同じように仕事帰りなのだろうか、私を追い越していった車は、もう帰宅するのか、それともこれから出かけるのか。

そんな顔も知らない人達のことを想像し、
勝手に親近感を寄せている。
そんな深夜2時が私は中々に好きである、

5/16/2024, 2:38:49 PM

愛があればなんでもできるか?

ここはできる!と胸を張って、誇らしげに言えたら
いいが、正直なんでもはできないのだ。

自分の立場、責任、秩序、等など、まあなんでもの度合いにはかかってくるが、なにかとなんでもできない理由が多い。

それでも、できることはなんでもしてあげたい、
したいと思うのが、愛なんじゃないだろうか。
敢えてしない、のも愛ではあるが。
つまり、なんでも、のものによるのである。

それでも、なんでもしてあげたいと思われるほど、
愛されてみたいものだ。

5/15/2024, 5:38:30 PM

私の後悔は、今である。

今この時、深夜2時過ぎ。
丑三つ時まで起きているという、今この時である。

少しでもこの後悔を軽くしようと、今文を書いているのだが、この行為こそ、更に夜が深け、後悔を助長させている気もする。

そんなことを思いながら 、【後悔】にも色んな種類が
あるのだなと考える。

私みたいなくだらない後悔もあれば、人生を左右しかねない選択を後悔することもある、のだと。

私は後悔することは、決して悪しきことではないと
思っている。後から悔いる、すなわち自らの失敗を振り返り、反省しているということじゃないか。
失敗を認め、ああすれば良かったなと考えられるということは、前に進めることの一歩目だと思う。
後悔した経験から、様々な選択肢や思考がきっと広がるはずだ。
だから皆さん、後悔を前向きにとらえ、ポジティブシンキングにいきましょう。

ちなみに、私の夜更かしは後悔したところで、過ぎ去った朝の時間や、寝不足の体はどうにもできず、無意味でありポジティブに捉えることは、困難であった。
後悔には種類があるなと身をもって実感した。

5/15/2024, 9:49:14 AM

風に身をまかせ、飛んだり舞っているものを
色々と見た。

鳥、蝶、葉っぱ、他にもビニール袋。

電線、その辺の草木、歩いてる人の髪だって。

左右、上下、風に身をまかせているのか、
振り回されているのか、舞ったり飛んだり靡いたり。

初夏の風は実に気持ちが良さそうである。

5/12/2024, 4:54:42 PM

「あっ!」

何かを見つけ、駆けていくあなた。
随分と逞しくなった背中を私は見つめる。

出会った頃と比べると、まろかった頬もほっそりと、
私より幾らか小さかった背丈もスラリと伸びて。

そんな少し昔のことをぼんやり思い出していると
最近は大人ぶって澄ましている顔をほころばせ、
あなたがまたもや駆けながら戻ってきた。

差し出された手元を見ると、
キラリと空を反射させる綺麗なビー玉。

「あそこに落ちてて、綺麗だから取ってきた!」と

無邪気に、嬉しそうにあなたは話す。

図体が大きくなっても、まだまだこんなところは子供のままだな、と少し呆れるように笑ってみせるが、
あの頃と変わらないあなたの姿が、
たまらなく私を安堵させる。

あなたはこれからもっと身も心も成長していくだろう。
それでも心の内、少しの部分でもいいから、
子供のままな、無邪気な姿を見せ続けて欲しいと
私は思う。

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