雨に佇む
ざあざあと。しとしとと。
天から限りなく降り注ぐ水は平等に全てを流す。
流して欲しい。苦しみも悲しみも痛みも全部、流してほしい。
何日も前から予報されてきた豪雨というだけあってその勢いは折り紙付きだ。道路は水浸し、靴は染みるしガパガパ言って歩きにくい。だけど歩けないほどじゃない。
右足をだして左足を出す。右足をだして左足をだす。
そうしていればいつかは何処かに辿り着く。
何処に行きたかったかなんて覚えていないけど、
何処まで行かなければいけなかったかは、何となく覚えている。
だから歩く。歩き続ける。
雨の終わりは見えずとも、太陽の夢を見ることはできるから。
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時々雨に打たれたくなる時があるお嬢
この後傘持った石蕗に回収されて笹本にこんこんと叱られる
反省の色はない またやる
とりのように
青い青い空に、一羽の白い鳥。
どこまでも飛べそうな軽やかさ、限りなく広がる世界に夢をみる。
素敵お題感謝 すみません本日も枠だけ
後日かきます
そらもよう
枠だけとりまふ!
夜の海
ド定番心霊スポット、海。
今年もこの季節が来ちまったなー、と思った。
「今回のメインミッションは指輪の捜索。デザインはシンプル、内側に刻印あり。よし、はじめ!」
一斉に方々へ散っていく人々。普段きっちり着物を着こなしている姿ばかり見ている陰陽師達が、ラフな格好をしているのはギャップが大きく中々見慣れない。
またかひつします
お題 自転車に乗って
「じてんしゃ、に乗れるんですのね、貴方」
「まぁな」
「どこでなら乗れますの?」
「お前は乗れないの?」
「違います私はほらあの、定期券?もICカードも買ったことありませんもの仕方がないでしょう…?」
「……自転車に定期券もICカードもいらねぇだろ」
「……えーと、免許がないので。15歳ですし」
「そういや俺も持ってねぇな。やべ」
「む、無免許ですの!?!?いえ、敷地内!敷地内でぶいぶい言わせていたのでしょう!?」
「いや公道も走ったし隣の家の庭も横切ったし」
、
ねむかにまけまして後日加筆します