9/27/2023, 1:26:00 PM
締め付けられるような貴方への思いも、
通り雨のようにはやく過ぎ去ってくれたら、
きっと私も楽だろうに。
「通り雨」
7/4/2023, 12:54:39 PM
神様だけが知っている
この気持ちの名前を
その対処法を
この燻る気持ちを
渦巻く気持ちを
どす黒いような色の気持ちを
曇り空のような気持ちを
神様だけが知っているものだからと
諦めてしまえば
貴方はきっと、巡りあえない
運命の人に。
輝く気持ちに。
明清色のような気持ちに。
晴れ渡った空のような気持ちに。
神様だけが知っている。
でも、
私たちが知ることの出来ないことではないから。
だから、会いに行こう。
突き抜けるような青空に。
私の愛する人に。
いつか、どこかで待っている、私の運命に。
「神様だけが知っている」
5/21/2023, 1:48:39 PM
透明な水のような肌に沈む、
透き通るような瞳。
透明な水のような輝きを放つ
水流のような髪に、
透明な水のようになめらかな白いワンピースを拵えて
どう、似合うと回る姿を視界に入れるのは、
乾ききった喉を透明な水で潤すような
恍惚としてしまう時間だった。
「透明な水」
5/18/2023, 1:51:29 PM
永遠未完の物語。
私の恋は終わったけれど、
この物語は終わらない。
幸せじゃないと終われない。
これじゃ一生、
終わらない。
「恋物語」
5/16/2023, 1:13:36 PM
真実の愛のキスで、
愛の力で蘇る。
愛があなたと私を結びつけた。
そんな童話のようになると、
私は信じている節があった。
いくら冷たい唇に唇を落としたところで彼が目を開ける素振りは一切見えないし、
どれだけ強く強く根を張った愛を紡いでいたとしても
彼の胸に空いた穴は塞がる気配もない。
神様は、
私がどれだけ彼のことを愛していたのか、
彼がどれだけ私のことを愛していたのか
よく見ていなかったみたいだ。
「愛があれば何でもできる?」