9/9/2022, 1:44:13 PM
その笑顔は
今この一瞬
この世界に一つだけの
特別なもの。
だから、俺だけに
その笑顔を見せていて
だなんて、思っていても言えない。
この世界に一つだけの笑顔を
その美しい笑顔を
皆に知って欲しい。
だなんて勝手に思ってる。
世界に一つだけの笑顔を
世界に一つだけの涙を
世界に一つだけの君を
世界でただ1人俺が愛しても良いですか
「世界に一つだけ」
9/8/2022, 1:43:28 PM
まるで胸にも
お腹にも
手首にも
膝にも
心臓があるかのように、
体の中で心音が轟く。
貴方は平然としてるけど。
私は貴方が居たらこんなにもしどろもどろなんだよ。
「胸の鼓動」
9/7/2022, 10:06:00 AM
踊るように跳ねた
私の髪を
しゃっ、しゃっと梳かしていく。
自由に踊っていた髪は
すっと一直線を向いて大人しくなる。
それはまるで
夢という自由が終わり、
また縛られる一日が
始まることを表しているようだった。
「踊るように」
9/6/2022, 1:50:39 PM
チリリン
チリリン
別れの時を告げる小さな鈴の音。
「行かないで。」
絞り出した声を
神様は聴いてくれない。
あの人の白い肌がもっと白く輝く。
ちらり
ちらり
散っていく姿は
まるで桜のようで
止めることすら忘れて
見惚れる。
シャラン…。
さっきと違う鈴の音が
また1年始まる独りぼっちの時を告げる。
「時を告げる」
9/5/2022, 1:52:41 PM
美しい外側だけの想いでを残して
あの人は去ってしまった。
「貝殻」