8/6/2022, 10:43:24 AM
眩しい太陽を浴びながら笑う君を
近くで見られないのが、残念で仕方ない。
月明かりの下で微笑む君を
強く抱きしめることが出来るのが、嬉しくて仕方ない。
君をずっと愛しているよ。
「太陽」
8/6/2022, 7:30:15 AM
鐘の音が聴こえてくる。
盛大な拍手の音が聴こえてくる。
こっちまで幸せになってくる。
見えない式場を見ることを諦め、
本棚に駆け寄る。
取り出したのは、大切な大切な絵本。
お姫様が、悪い魔女に囚われてしまうけれど
王子様に助けられて、結婚するお話。
何度も何度も読んだお話。
このお話のように、
私は囚われているけれど
いつか王子様が助け出してくれないかな。
「鐘の音」
8/4/2022, 1:59:38 PM
つまらないことでも
君と腹がよじれるまで笑っていられる
この瞬間がどれだけ尊いか。
君にはまだ早いかな。
わかってくれる日が来るといいな。
「つまらないことでも」
8/3/2022, 10:29:44 PM
キスしてよ。
「目が覚める前に」
8/2/2022, 1:50:40 PM
病室に、1人。
点滴に繋がれた私の隣に、
透けている同い年くらいの男の子。
彼、前にこの病室に入院してたんだって。
何しに来たんだろうって思ってたら、
私の心を見透かしてかこう言った。
「同じ病室って何かご縁的な物を感じるじゃん?」
だってさ。
彼は死んでるんだから、ご縁も何もないでしょ。
そう思った。
その日、私は死んだらしい。
「案内したげるよ。」
そう言って天国に案内してくれたのは、
あの男の子だった。
まさかこんなご縁だなんて、思いもしないじゃない?
病院にあたし1人。
苦い薬を飲み終えたあたしの隣に
透けている女の子が1人。
彼女、前にここの病室に入院してたんだってさ。
何しに来たんだろうと思って聞いてみたらさ
「同じ病室って、何なご縁があるじゃない。」
だって。何言ってんのって思ったよね。
その日、あたしは死んだんだって。
「案内するよ。」
そう言って案内してくれたのは、
あの女の子だった。
「病室」