優越感に浸ってる私に
劣等間に感じてる。
「優越感、劣等感」
これは私じゃない
これは偽物だ
本物の私はもっと
明るくて
優しくて
いい子なんだ
そう言い続けているが
私はこれまでずっと自分の素を出せなかった。
私に向けての悪口が耳に入る度、
あんたらは私の事を何も知らない
それは、私の素じゃない。
そう言い聞かせてきた。
だけれど
私はこれまでずっと
自分の素が出せなかった。
違う。
出てこなかったんだ。
本物の
明るくて
優しくて
いい子な私はいないから。
それはただの理想の私だから。
本物の私は
暗くて
意地悪で
悪い子。
偽物の私は
明るくて
優しくて
いい子。
これまでずっと、自分の素が出せなかった。
それはただの言い訳に過ぎなかった。
だけれど
暗くて
意地悪で
悪い子の私は
自覚はしてる。
だけど
だけども
それが認められなくて
今日もこう言う。
「これまでずっと、自分の素を出せなかった」
ポコン
そんな音に
はっとして
がっくりして
ポコン
そんな音に
はっとして
よろこんで
ポコン
そんな音に
今日も今日とて
一喜一憂
友達かな
好きな人かな
公式LINEかな
いづれにしても
ドキドキする。
「1件のLINE」
「朝、目が覚めると泣いていた」
そう言われて思い浮かぶのは、君の名は。かな。
私、好きな海外のリアクターさんがいるんだけど、
その人が君の名は。のリアクションしてくれないかなぁ.......って思ってるんだよね。
けど、私英語は全然ダメだから.......。コメントの打ちようが無いっていう笑
翻訳機能使えばいいじゃんって思うかもしれないけど、そこまでして.......って訳でもないしなぁ.......と。
後悔する前に、行動しなくちゃいけないんだろうけど、やっぱり面倒くさいが勝っちゃう。
いつ、その人がリアクターをやめるか分からないのに。
行動しなくちゃ、って思うだけで、行動できないのが私の悪い癖。
私の悪いところは、他にもたっくさんある。
短気な所、弱気な所、三日坊主どころか一日坊主な所。
そんなことを考えながら、眠りについた。
夢を見た。
私の悪い所を、ずっと、ずっと、ずぅぅぅぅぅと、
責め続けられる夢。
直そうと行動にうつすこともできなくて.......。
そこがほんとダメな所で。
の無限ループ。
そして
朝、目が覚めると泣いていた。
おはようと、言うと
おはようと返してくれる人がいる。
コンビニの美味しいパンが机に置かれている。
私はご飯派だけれど。
お茶が用意されている。
行ってきます、というと
気をつけてね、と手を振ってくれる人がいる。
何事もない、地面がある。
私はそこを当然かのように歩く。
学校がある。
靴箱がある。
そこには生徒がいる。
教室に入ると
登校するのが早い友達がいる。
ミサイルが降ってくることも無い。
私の当たり前が
みんなの当たり前に
なりますように、なんて
願うだけじゃ、ダメだけれど。
願うことしかできない。
これは、私の変えたい、当たり前。
「私の当たり前」