12/2/2021, 4:16:55 AM
"距離"
君と会う回数を重ねる度、少しずつ冗談が増えて、深い話も出来るようになって、仲良くなれたと思っていた。でもそれは、都合の良い思い込みだったのかもしれない。何度確認しても来ていない返信。どうして1日に数回しか返事が来ないのだろう。一向に誘われる気配がない会話。君の誘いでご飯を食べたのは2週間も前の事なのに。ねぇ、君との距離は今どのくらいなのかな?
11/30/2021, 12:31:09 PM
"泣かないで"
本当のことを言ったら、君はどんな反応をするだろう。君以外の誰かと手を繋いだこと、キスをしたこと、一晩共に過ごしたこと。傷ついた表情をする君の頬を、一筋の涙がつたう。泣かないで、という言葉は虚しく空に消えていく。そして、もう二度と今の関係には戻れない。全て想像出来てしまうから、だから今日も君に嘘をつく。
11/28/2021, 4:58:58 AM
"愛情"
はじめは確かに愛情だったはずなのに、いつしかそのニ文字から愛という文字が消えていた。このままじゃいけないと思いながら、残った一文字に縛られて、さようならが言えなかった。君との温度差を感じる度、関係を続けることへのしんどさが増していった。いっそのこと嫌いになってしまいたい、何度もそう思った。知らぬ間にこぼれ落ちた一文字は、一体どこへ行ってしまったのだろう。
11/26/2021, 1:52:19 PM
"微熱"
まだ好きじゃない、この恋はまだ微熱だと、自分を騙す為に必死になる。自分からは誘わないことで、なけなしのプライドを守ろうとする。でも、もうあとの祭り。「まだ」という言葉が全てを物語っている。
11/25/2021, 3:37:42 PM
"太陽の下で"
太陽の下で君が笑う。顔をくしゃくしゃにして、白い歯を見せながら。その無邪気な笑顔に目を奪われる。たまらなく愛おしく感じる。同時にこの気持ちが君に届かないことに胸が痛くなる。ただ見ているだけ。あまりにも虚しい時間。それでもまた君を見たいと思ってしまう。